ハリウッド版GODZIILAが与えてくれたインパクト

2016-07-12

小さい頃から大好きでした。

さて、良い年してかつての興奮は味わえたのか?

 

disk-review-godzilla

GODZILLAはワタシを興奮させてくれたのか?!

 
先週末にテレビ地上波で放送されたのを気の利く妻が録画しておいてくれました。
娘は怖がってしまったのでチビが寝てからゆっくり鑑賞しました。
 

あらすじ

1999年、フィリピンの炭鉱で崩落事故が発生。芹沢博士率いる調査チームは地中奥深くにあった巨大な恐竜の化石を発見する。そして付近に散らばる正体不明の繭のようなもの、そこから何かが出ていったような痕跡も…
 
その頃日本のジャンジラ(?)にある原子力発電所では不気味な地震が相次いでいた。それに気がついた物理学者ジョーはこの揺れが地震ではないことを疑い、一刻も早い原因究明を求め、同じ原子炉に勤務する妻を安全確認に向かわせる。しかし、そこで事故が発生し、妻を目の前で死なせてしまうジョー。
 
15年の歳月が流れ、ジョーの息子フォードは立派な軍人に成長していた。
所属は海軍爆弾処理班。
そんなフォードのもとに、日本で父親が逮捕されたという連絡が入る。
ジョーはあの事件の真相を1人追い求めていて、現場の立入禁止区域に入ったことによる逮捕であった。
 
フォードは父と日本で再会を果たし、最初は相手にしていなかった父の事件の真相話だったが、あまりの熱心さにフォードは父の話を信じてみようと2人は再び立入禁止区域に向かうのだが…
 

怪獣映画とモンスタームービーに必要なドラマとは?

 
さて、テレビ地上波でしたが見終えた感想を綴っていきます。
最初に心からの感想ですが
 
面白かった。
 
Godzillaや敵怪獣の造形、動きは素晴らしいものがありましたし、ハリウッド版ならではの迫力ったらもう大満足です。
自衛隊ではなく、米軍機がGodzillaと闘うなんてワクワクしながら見ました。
 
が、
 
ワタシは小さな頃から毎年父親に映画館に連れていってもらい『ゴジラシリーズ』を見て成長してきました。
 
だからこそ、今作で感じた気になる点を敢えて辛口に書き残しておこうと思いました。
 

惜しいよGODZILLA。ワタシが気になってしまったコト。

 

溜めすぎ。

 演出なのは分かるんです。
そしてそれが効果的なのも、分かるんです。
 
とにかくGodzillaが出てこない。
どちらかというと敵の怪獣ムートーのほうが画面狭しと暴れまわってくれます。
 
暗すぎ。
 
そしてやっと登場したGodzilla、ムートーとバトルを繰り広げるのですが…
 
せっかく出てきたGodzillaに歓喜するも…
なんか暗い。
 
巨大怪獣なので俊敏な動きは最初から求めてはいないのですが、これだけ引っ張ったのだからもっとGodzillaの映りを求めて欲しかったですね。
 
でもこの暗さのおかげで尾ひれの発光がメチャメチャかっこ良く仕上がってました
 
渡辺謙さんの存在感なさ過ぎ。
 
せっかく「芹沢」というネーミングを与えられたというのに、今作の芹沢博士はあまりにぼんやりとしています。
 
決して芹沢博士がぼーっとしてるワケではないのですが、この作品の中の立ち位置というか、存在感がボヤけてしまっています。
 
ドラマの描写が薄過ぎ。
 
今作、ゴジラの登場までかなり引っ張ります
で、引っ張っている間に何してるかというと怪獣映画とはいえ物語をしっかりと機能させるべく、人間ドラマを紡いでいくんですが…
 
原子炉勤務の妻を失うジョー、そしてあっさりジョーを失う息子フォード、フォードはかつての家族を失い、そして自分の愛する妻と息子を守ることが出来るのか?
 
っていうドラマだとは思うのですが。
 
そもそも時間軸としていきなり15年を飛ばしてしまい、成長したフォードとその家族(妻と息子)がいるという設定に馴染む間もなくサンフランシスコと日本という距離で別れてしまいます。
 
この時間的、物理的な距離感がただでさえ描き辛い、怪獣映画内での人間ドラマをどんどん薄く引き延ばしてしまいます。
 
そして先述した通り、時折出てきてはキーマンになり得ない芹沢博士がさらにボカしてしまいます。
 
ハワイで助けた少年のエピソードも特に拾わず…
 
危険な設定
 
これはまあワタシの個人的に引っかかった点ですが
 
原子力発電所の事故
ネタにするにはちょっと早いかな?と思いました。
 
Godzillaの設定上仕方のないことですし、そこまでナーバスになる必要はないと思いますが…
 
さらに過去の日露冷戦の際に行われた水爆実験。
実はこれは実験ではなく、正体不明の巨大怪獣を倒すためだったという陰謀論好きなワタシでもイマイチ反応出来なかった設定もとってつけた感があり、中途半端にハリウッド映画ならではの正当化の匂いを嗅いでしまいました。
 
まだ芹沢博士の父親のエピソードのほうが効果的だったような気がしますが…
 
以上、ワタシが個人的に気になった点をちょっと辛口にまとめてみました。


 

あとがき

 
しかし凄いことですよね。
ハリウッドが本気でゴジラを作ったんですから。(ハリウッド1作目は置いておいて)
 
きっとどうやってもこのスケール感で勝負したら勝ち目はないんでしょうね。
 
圧倒的な破壊、逃げ惑う群衆、軍隊
 
怪獣映画に必要な要素を全て最大の力で描ききったのですから、人間ドラマ云々とこだわってないで、ただただこの映像に酔いしれれば良いのかなと思いました。
 
なんでも、ここ日本でもゴジラの新作が準備されているとか?
なんでもその監督があのエヴァンゲリオンの庵野監督だとか?
…無駄に抽象的にならないと良いのですが。
 
 
で、結局なんだかんだ言って、着ぐるみゴジラが好きなワタシでした。。
 

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