ブラームス交響曲第一番を聴くといつも想うこと。

2017-08-07

作業が煮詰まると、ワタシはいつもある作曲家のことを考えます。
その人の名前は誰もが知ってるヨハネス・ブラームス氏です。あのドイツ音楽における「3B」の。
 
 

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ブラームスさん、あなたは凄い。

 
ロマン派音楽の巨匠、作曲家にしてピアニスト、ワタシの愛するベートーヴェンの後継者とすら呼ばれる素晴らしい音楽人であります。
 
さて、ワタシが何故敬愛するベートーヴェン氏より先にブラームスさんを想うのか。
今日は極めて偏りながら、想いを綴らせていただきます。
 

代表曲・交響曲第一番 ハ短調

 

 

 
ワタシにとってブラームスはこの作品であり、この曲はブラームスそのものであると思っています。
 
何せ、21年ですよ。
 
 
着想から完成まで。
 
当時短ければ数ヶ月、長くたって数年って期間で書き上げる交響曲を21年間です。
 
これはもう意志の強さとかいうレベルじゃありません。執念です。
 
これはベートーヴェンを意識し過ぎたあまりに狭い道狭い道入って行ってしまったのかと思います。
実際、ベートーヴェンの全9作品ある交響曲をかなり意識しており、今作品ハ短調はベートーヴェンの運命と同じ調で書かれ、歓喜の歌のテーマである「暗黒から光明へ」も本作で取り入れられています。
 
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作り手の執念

 
とにかくワタシが感銘を受けるポイントは完成までに至る制作期間です。
 
モノづくりの真髄はここですね。
 
自分が作りたいと思ったら、例え時間がかかっても執念で完成させるのです。それが21年かかっただけの話なのです。
 
人間が成人する期間をかけて交響曲を書く
 
凄いよ、ブラームスさん。
 

 作りたいと思ったら最後までやる。

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一方のワタシはというと
一曲書き上げることは稀で、途中で投げ出しては新しい事を始めるのを繰り返しているので今だに作品は数えるほどしかありません。
 
しかも過去の作品をまた引っ張り出しては修正加えちゃったりするので正確に言うと一つも完成品がないとも言える状態です。
 
何かを作るというのは途方もないことです。
ましてやそれを完成させるのはとてもむずかしいことです。
 
今は機械や技術が進歩して、ある意味ではものづくりの敷居が低くなりました。
気軽に高画質で残せるムービーデバイスに簡単に編集出来るアプリがあったり
 
スマートフォンで作曲だって可能ですしね。
 
しかしワタシは余計に悩むようになりました。
 
やっぱり自分の内側から沸き起こる衝動を感じてから作るかなと。
そして始めたら最後までやり遂げなきゃな、と。
 
 
こんな日はブラームスを思い、一つくらい仕上げてみようと思うのですが…
 
 
 
ワタシはいつも勇気をもらいます。
この作品に、ブラームスさんに。
 
 

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