恥かかないように浴衣の正しい着方は大丈夫??男女の違いはあるの??

夏の旅行で恥をかかないために、浴衣の着方を知っておこう。

夏です。

暑いです。

そろそろお盆休みもあって本格的に夏休みを過ごす人が増える頃です。

旅行、海、プール、花火大会。夏は楽しいレジャーがたくさんありますよね。

旅行と言えば浴衣着てビールなんて最高です。

この浴衣、着方は大丈夫ですか??

男と女で違う?

旅行に行く前にちょっと調べておきましょうね。

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気をつけて!浴衣の着方を間違えると一生残る恥となるかもよ。

旅の恥はかき捨て

なんて言葉がまかり通ったのはもう随分と昔の話。

昨今急速に進んだSNSやInstagramの普及により、ワタシたちはかき捨てるどころか、より過剰に演出しその場にいない人たちにまでアピールする必要に迫られるのです。

しかも本人がそんなつもりなくてたまたま誰かの写真の後ろに写っていたら…?

たまたま浴衣を間違って着ているところが写ってしまっていたら…?

たまたま結構有名なファッショニスタの後ろに間違った着方でぼーっとしている浴衣姿の自分が世界中に拡散されたら…⁉︎

もはやかき捨てられないほど一生の傷になりかねません。

たかが浴衣、されど浴衣です。

これから旅行に行くって人、彼女の前で恥をかかないように、いや今日ははっきり言います。

世界中に恥を晒さないように、浴衣の着方を知っておきましょう。

浴衣の基本。

浴衣の起源は平安時代、貴族が蒸し風呂に入るとき、水蒸気でやけどしないように着た「湯帷子〔ゆかたびら〕」がはじまりとされています。

浴衣は夏に着る最もラフな着物で、元々は湯上りに着る室内着でした。しかし最近は浴衣の柄や素材の変化により、夏になるとお祭りや花火大会など内外問わず浴衣を見かけるようになりました。また、普通の着物より簡単に着付けでき、価格も手頃なことから特に若い世代や外国人に人気の夏の定番着物です。日本文化いろは辞典より引用

旅館に着くとそこに広がる非日常感にウキウキしますよね。そしてとりあえず温泉入ってさぁ浴衣に着替え、本格的に旅館を満喫します。

ここに調べた通り、浴衣は元々湯上りに着る室内着なので、浴衣着て旅館をウロウロするのに何ら問題はないんです。

着方が分かれば。

こういう時必ず混乱するのがワタシです。

温泉から出て部屋から持ってきた浴衣に袖を通してから軽くパニックです。

あれ?

どっちを先にしまう?右?左?

あれ?

帯は…?

あれ…?

デカイ…??

こんな感じで脱衣場で絶望するワタシ。

とにかく考えても正解は分からないし、右を先にしまうか左を先にしまうかの二択なんだから大丈夫だろうと高を括って部屋に戻りました。

帯は自己流、今流行りのサッシュベルト感覚です。

では、早速解説していきましょう。

浴衣の着方。

先ほどワタシが絶望した問題は、【衿合わせ】と言います。要するに浴衣の袖を通し、前面部分の閉じ方です。

ここでワタシが混乱した理由は一応一般常識として洋服の場合は男女でボタンの合わせが違うということを知っていたからです。(全然胸をはるようなことではないけれど)

だから当然ジャケットもそうだし、浴衣だって男と女で衿合わせも違うはずだと思ったのです。

ここで衝撃の事実をお伝えします。

浴衣は、男も女も一緒。

もう一度言います。

浴衣は男女同じように衿合わせで着ます。

男性も女性も浴衣は「右前」です。

この右前という呼び方ですが、自分から見て右側を先にしまうことです。右の衿が下になることです。

なんか紛らわしいですよね。

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なんでも「時間的に先にすること」を「前」と呼ぶのが着物用語なんだそうです。だから上にくるから、前にくるから「前」ではなく、先に合わせるから「前」なんですね。

なんか紛らわしいですよね。

ちなみにじゃあ逆に着てたらどうなのよ?って話ですが、これもセットで良く覚えておいてください。

右前の逆、それは「左前」といってこれはようするに死人に着せる時の方法です。

危険ですよね、うっかり旅館をウロウロしている時に浴衣を「左前」に着てる姿をたまたま誰かの楽しそうな記念撮影の後ろを通ってしまったら…

本気のお化け出現ですよ。

一気に怪談特集ですよ。

部屋に戻ったワタシですが、もちろん

 

 

死人のほうでした。

 

 

ところで、どうしてボタンの位置が男女違うの?

今回浴衣は男女同じ「右前」で着るということを学びましたね。これで旅の恥を無駄に世界中にバラまくことは回避されました。

しかし、そもそもどうして男と女で着方が違うという概念があるのか?ちょっと話しがそれますがついでに説明しておきましょう。

ワタシはかつて、身体が小さめなのでたまに女物(カッコよく言うとレディース)のジャケットとかを着用するようなこともありました。

そこで違和感というかボタン逆だ!ということを身をもって知ったのですが、基本的に男女の洋服で決定的な違いはこの【ボタンの位置】です。

男物はボタンが右側に、そしてレディースはボタンが左側についています。

これは洋服という文化が作られ発展した13世紀あたりから。もちろん貴族の社会が生み出した文化です。

つまり貴族は男性社会、自らお洒落して着こなす男性は自分で服を着るために右側にボタン。女性は召使が服を着せるため左側にボタンをつけたという風に言われています。どちらも右利きが多かったという理由ですが。

諸説あるようですがこういう歴史的背景が男女の服の仕様にまで影響があるというのはなかなか面白いですよね。

でぃすけのつぶやき

そんな影響をも受け付けない日本の浴衣文化。

確かに日本の着物文化って男女明確に違いがなかったような‥右手がすんなり懐に入りやすい、つまり動きやすいという理由からこの右前が定着したのなら、武士が刀を左側に差したのもうなずけます。

ワタシはてっきり右と左で間違えても、それは女の着方だよ!って笑われておしまいかと思ってましたが‥失敗したら即死人、死に装束ですから、やはりここは間違えることのないように着こなしたいものです。

では皆さん、良い旅館時間を。