TOTOサザナのほっカラリ床、この床は果たして浴室最強なのか?
現在家を建ててる真っ最中で、さらにTOTOのショールームに案内されてお風呂をどうしようかなーなんて悩んでいる人にとって(だいぶ限定的ですな…)勧められるがままにほっカラリ床を導入してよいものか?悩んでいることでしょう。
我が家は新築にこのほっカラリ床を使用し、もう半年以上が経ちます。
住んでみて半年くらいが1番色々な点に気がつくというもんです。
さあ、この半年間使ってみたほっカラリ床の感想はどんなもんでしょう。
TOTOほっカラリ床
CMで見かけた人も多いと思いますが、まずこのほっカラリ床とは何かと説明しておきますね。
“やわらかい”お掃除ラクラクほっカラリ床。
一コマ一コマ面をランダムに傾け、本物のタイルのような床を表現。
ツヤ感と微細な色の濃淡により、光が当たると艶やかな表情がうまれます。翌朝カラリ。靴下でも入れます。
さて、このほっカラリ床。
説明だけを見ると【とても良い】と思いますよね。もう無敵なんじゃないか?と。冷たい思いもしないし、すぐ乾くし、掃除も楽だし‥って。
ワタシも入居して最初のお風呂は感動したものです。
ただ半年経ってみて、手放しで称賛出来ないなと思うこともありました。このほっカラリ床にだって弱点はあったのです。
良いことづくしのほっカラリ床に落とし穴!
断熱構造を兼ね備え、冬の風呂に入ったときはほんと感動しました。床が柔らかくて、冷えてないんです。床がキンキンに冷えてないんです‼︎(ちょっと言ってみたかっただけです)
しかしそんな感動体験も使っていくうちに慣れてきて、冬が終わり慣れてきて、ちょっとずつこの床の弱点が浮かび上がってきたのです。
弱点その1
ほっカラリ具合は長続きしない。
これです。
たくさんの人がワタシと同じようにこの感想を述べています。
TOTOが誇るこのsazana(サザナ)という浴室シリーズ。この床の最大の特徴は【乾くのが早い】ことです。
深夜にお風呂に入っても翌朝にはカラリと乾いています。タイル張りのような表面が水分を早く排水するためだと言われていますがこのスピード乾燥の効果が長続きしないのです。
我が家も確かに水はけが悪くなってきたような気がします。
弱点その2
カビの発生
気がつくと床の四隅にうっすらとピンク色の染みがあります。そうです、カビです。
基本的に浴室なんで仕方のないことだと思いますが、ほっカラリ床の断熱構造やら撥水性やらの説明を受けるとなんだかカビにも強いようなイメージを抱きます。
でも
ちゃんとカビます。。
弱点その3
洗いづらい。
先ほどのカビの問題にも関わりがあることなのですが、とにかく洗いにくいんです。
タイルの感じがまた細かくて、目地っていうんですかね?あのタイルとタイルの隙間。
あれがうまく洗えてないんです。
結局そこに汚れが溜まり、カビになったり弱点その1のように水はけが悪くなったり…
ここまでがワタシが使用半年で見つけたほっカラリ床の弱点です。ただ弱点ばかりを見るのは詰まらないのでこれからどうするべきかを考えてみました。
ほっカラリ床をなるべく長持ちさせたいから。
ほっカラリ床とは、TOTOの浴室の床部分の商品で、すべりにくく乾きやすい素材を使った浴室の床材です。
かなり独特な踏み心地で、一度体験してみないと分からない感触です。
確かに弱点はありましたが、ほんと良くできたお風呂だと思います。
うちは家族みんなでワイワイ入ることもあって、お風呂の時間が楽しくなりました。
だからこそ、ほっカラリ床をいつまでも大切に使っていきたいなと思います。
色々調べてみると使用していくうちに床が劣化し、ヒビ割れてしまったケースもあるようでなおのこと油断できません。
ここからは今後どうやって長持ちさせるべきかを考えたメモのようなものになります。一応調べてみた結果ではありますが実体験ではないのであくまでも参考程度でお読みくださいね。
ほっカラリ床、長持ち作戦
しっかりメンテナンス
→床の目地にシャンプーなどの汚れがたまることで本来のパフォーマンスを損なうということが分かりました。
まずはしっかりメンテナンスが必要ですね。
最後にお風呂に入った人はきれいに流すとかね。
これはTOTOのホームページでもアナウンスされているオフィシャルなメンテナンス方法です。
シャワー使用時、および使用後数分は足元に水が溜まっていますが異常ではありません。
溜まった水は床の溝に沿ってゆっくりと引かれていきますので、溝に皮脂やリンス・油分などの汚れが付着すると排水性能が落ちます。
(汚れは見た目ではわかりにくい場合があります。)
このメンテナンス方法を肝に命じ、大切に扱っていこうと思います。
いかがでしたでしょうか?
我が家はまだ半年とちょっとしか経過していませんが、日々カビとの闘いに明け暮れています。この定期的なお手入れや掃除が億劫だと感じる人にとっては、ちょっとメリット以上の負担になってしまうかもしれませんが‥
どんなお風呂だって掃除は必要なわけですし、そこまでシビアにならなくともこの床を導入するメリットはあるはずです。
家は住みだしたらあとは必ず劣化していくものです。修繕積立費をちゃんと計画的に用意しておこうと良く言われますよね。
お風呂も同じです。
少しでも長持ちさせて快適に暮らしていきたいものです。
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