『エリート・スクワッド』暴力に満ちた日常の緊張感に耐えられるか?
いやいやスゲー緊張感に目が離せなくなってしまいましたよ。
目を背けたくなるのに目が離せない‥
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緊張感溢れる映像の連続に果たして耐えられるか?『エリート・スクワッド』
この映画の見どころはなんと言ってもこの緊張感。緊迫感。
ちょっとドキュメンタリー風な映像がまた良い!
アングルがどうこうとか、そんなこと考える間もないくらい力強い映像で物語は進んでいきます。
と、言っても
前半は正直そこまでの衝撃度はないので逆にちょっと物足りないくらい。
ナショナルジオグラフィックかな?って感じですかね。良く出来たドキュメンタリー風です。
ではまずはあらすじから。
あらすじ
リオ・デ・ジャネイロにローマ法王が来訪することになった。警察のエリート特殊部隊BOPEの隊長ナシメントは、法王が宿泊を希望した場所の近くにある、危険なスラム地帯にはびこる麻薬ディーラーを一掃せよとの命令を受ける。妻が妊娠し、過酷な部隊を引退しようとしていた彼だったが、この最後の仕事だけは、断ることができなかった。一方、正義心に燃える新人警官のネトとマチアスは、高い志を持って警官の任務を始めるが、腐敗し、堕落しきった警察の実態にショックを受ける。彼らはやがて、最も過酷で、最も死に近い任務をこなす超エリート部隊、BOPEへの入隊を希望するが…。
しかし主人公が特殊警察部隊に入隊試験を受けることになってから突然緊張感Maxに。
後半の厳し過ぎる入隊試験…
ここからいきなり緊張感がMAXになります。
これは世界まる見えでも特集されないなってくらい激しい内容
1人、また1人と脱落していく過酷な日々…
もうこの入隊試験の緊張感はヤバイです。
ワタシも自分の試験にこれくらい緊張感持って挑めばもう少し人生変わってたかもしれません。
そして後半、怒涛のような暴力の応酬な展開に思わず近くにいた娘を退避させました。軽い気持ちで眺めていたつもりがここから画面に釘付けに‥思わず呟きましたよ
「これはヤバイ映画だ‥」
暴力に満ちた日常。日本に生まれて良かった。
ボンボン学生の裏切りでこの特殊部隊員の1人が殺されてしまいます。
ギャングたちもまさか殺したのがこのヤバイBOPEの隊員だと知って大慌て、逃げる黒幕と追う警察
これがどっちが悪党なのかわからないくらい激しいチェイスに。。
あぶない刑事なんて可愛いもんです。
ビニール袋被せ尋問、血塗れになるまでビンタして尋問…
対する相手も負けちゃいない。
タイヤの中に入れて身動きできない状態から着火…
…この暴力に満ちた世界にもうくたくたです。
このテイスト、過去に味わったことあるなと記憶を遡ると分かりました
そうです、同じくブラジルを舞台に暴力に満ちた日常を描いた『シティ・オブ・ゴッド』です。
こちらもヒリヒリとしたリアルな映像に「子ども」が主役というトンデモない作品。昔観てどんよりしたことを思い出しました。
本作にもその嫌な感じが充満してます。
とにかく中盤からの緊張感の上がり方
これに注目して観て下さい。ただしくれぐれもお子さんと一緒に観ないように。
まあ逆にこれを観て日本に生まれて良かったと感じてもらう教育もありかな‥?いやないな。
ワタシはタイトル似てますが『シティ・オブ・エンジェル』でも観て癒されたいと思います。
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