メルカリが商売の未来を激変させるのか。中古市場に変化が起きている。
メルカリを毎日チェックするのが楽しくなってきてしまいました。
元々「中古」って好きなんです。
なんの抵抗もなく受け入れることができるんです。
本も家電も服もバックも。
この中古市場が今後、変わってくるかもしれませんよ。
そう、メルカリによって。
過去記事
メルカリによって駆逐される中古市場
買うのも好きなんですが、何と言っても不要品を買い取ってくれることも好きなんです。
本来ならば捨ててしまうモノが誰かにとってはまだ価値があって、なんなら価格までつくと。
ワタシも引越し前はかなりの頻度で通いました。
ブックオフ、ハードオフに2ndストリート、トレジャーファクトリー…などなど
捨てるのにもお金がかかるこのご時世、不要品を買い取ってくれるなんて嬉しい限りです。
こちらは捨てるつもりなので正直10円だ、20円だと言われても特に何も考えずに承諾してきました。
ところがです。
最近この流れが急激に変わってきているというのです。
メルカリが変える中古市場
ブックオフで本を売っても10円ってケースが多いけど、メルカリならば欲しい人に直接売るのでもう少し高い値段がつきます。
これ、CDや本は特に思います。
ブックオフで今まで買い叩かれてきたけど、こうして欲しい人と直接交渉することで1つ1つのモノにちゃんと価値が残ります。
おそらく大手企業たちはもう立ち向えないかもしれませんね。
だって個人でやり取りしたほうが絶対メリットが多いんですもの。
売る側はちゃんと価値を持って売れるし、買う側も価格交渉もできるし、24時間いつでも買い物できるし、自宅まで商品は送ってもらえるんだから。
もうこの流れは止められないと思います。
街の古本屋がブックオフによって駆逐されたように、今度はリアル店舗が根こそぎメルカリという媒体を使ってワタシたち「個人」がその体系を変えていくのです。
しかし未知数の残る可能性
じゃあメルカリ凄いって、手放しで褒めちぎることができないのもまた事実。
店舗ではお店と個人との役割が明確なのに対し、こういう個人対個人の関係性は時に危険な状況を招くこともあります。
ワタシも実際購入した商品を送ってもらえなかったこともありますし…
接客業としての責任やサービス、そういうものがリアルな店舗には含まれているということです。
その当たり前のことを忘れ、利便性や破格の値段で個人のニーズを追求した結果、個人と個人とのやり取りという極めて不安定な取引きをすることになるのです。うまくいっている時は良いんですけどね。
最近何かと話題となるメルカリ。
現金の取引きに違法な出品物が多々確認され、悪いイメージがどんどん膨らんできていますが…
多分、メルカリが悪いんじゃないとは思います。
使う人のモラルが壊れかけているのでしょう。
買う側も売る側も。
…とは言いつつも、今日もワタシはメルカリをチェックしてしまう。
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