吉井和哉監修の未発表曲&カップリング曲のベスト・アルバム『SUPERNOVACATION』を堪能中。
人間は常に変化の連続です。細胞レベルで言えば常に生まれ変わっています。
味覚も趣味も変化するのは当然です。
ワタシの場合自覚できるほど大きな変化があったのはやはり結婚がキーポイントだったかと思われます。
やはりそれまで好き勝手やってきた独身時代とは異なり、生活を共有する訳ですからお互い変わりながらうまく合わせてきました。
それは同時に影響を受け、与えてきたことと言えるでしょう。
前置きが長くなりましたが、ワタシは妻の影響ですっかりこの男の虜になってしまったのです。
吉井和哉
ワタシは5月に彼のツアーSTRAIGHT TOUR2015の初日に突撃しました。初・吉井さんを体験してきた訳ですがこれはもうかなり感動しました。
詳しくはこちら。
[browser-shot url=”https://diskdisk.link/diskdisk-live-starlighttuor2015″ width=”600″ height=”450″ alt=”吉井和哉STARLIGHT TOUR2015の初日を満喫してきました。” target=”_blank”]吉井和哉STARLIGHT TOUR2015の初日を満喫してきました。[/browser-shot]
今だに楽曲を聴くとあの日のことを思い出してしまいます。
妻はワタシ以上にぞっこんでして、最新の吉井和哉情報は勿論、過去の逸話やイエローモンキー時代のエピソードなどを惜しげもなく披露してくれます。
そして極めつけは毎夜娘が寝てから開催されるライブDVD鑑賞。
鑑賞というかもうGIG(ギグ)といった感じですが。
今日はそんな彼の作品の中から先日発売された『SUPERNOVACATION』の感想を書いてみようと思います。
吉井和哉監修の未発表曲&カップリング曲のベスト・アルバム『SUPERNOVACATION』を堪能中。
EMI時代の、『YOSHII LOVINSON』名義でのソロ活動と、『吉井和哉』名義でのソロ活動、合わせて約10年の間にリリースされたアルバム未収録のシングル・カップリングを中心に、吉井本人がセレクトし、まとめあげた吉井和哉監修の特別盤
EMI時代のシングル・カップリング曲に加え、今作の為の未発表ヴァージョン他を収録した全14曲。 Amazonより引用
今作品も勿論妻が発注していたようでして、気がついたら我が家にありました。。
早速開いてみるとなんだか聞いたことのあるタイトルが並んでいます。
そうです、これは今までアルバムに収録されなかった作品や、シングルのカップリング曲たちが吉井さん自身の手で監修し、まとめられたアルバムです。
ワタシ的には知っている曲のアレンジ違いが気になりました。
収録曲
まずは収録曲はこちら。
- TALI -seaside mix-
- スティルアライヴ
- SADE JOPLIN (original ver.)
- BLOWN UP CHILDREN
- HATE
- MUDDY WATER
- ギターを買いに
- HIKARETA
- MY FOOLISH HEART (alternate ver.)
- 発光
- くちびるモーション
- リバティーン
- 星のブルース
- ロックンロールのメソッド
さてさてひと通り聴いてみましたが
はっきり言って吉井和哉ビギナーファンのワタシには少々取り扱いの難しいアルバムでした。
もっと生粋のファンだったら楽しめたのでしょうが、ワタシはまだまだビギナーでした。
それでも楽曲自体は面白かったのでちょっと恐れ多いですが感想を書いてみます。
ビギナーファンでも楽しめる?不思議なベスト・アルバム
ただ勿論妻のおかげで知っている曲もあり、それがまた違うアレンジでびっくりしたりとなかなか面白いアルバムではありました。
#1出だしから驚きです。名曲「TALI」がこんなふんわりとしたアレンジになっているとは⁈って驚きがありました。もともとアルバムに収録されている時からすごいアレンジだなとは思いましたが‥(『at the BLACK HOLE』#2収録)
#2心に響くといってしまえばとてもチープになってしまいますが、そうとしか形容し難い名曲です。良い曲です。
そしてなんと言ってもワタシの大好きな#4「BLOWN UP CHILDREN」が収録されています。
この曲はライブDVDを鑑賞していた際に存在を知って、探して探してシングルのカップリングだということを突き止め、ようやく聴けたというエピソードがあります。(シングル『トブヨウニ』カップリング)
#6はライブで聴けた曲なので覚えてました。あのタメはこれだったか!と納得。まだまだビギナーですね、次回に備えて予習しておこうと思います。
#9この感じ、ちょっとゆっくりなテンポで歌い上げる感じが好きです。吉井さんの声の良さが強調されてます。
#10コード進行が好きです。もしバンドを組むことがあったらカバーしたいと思う曲です。(感想になってないですね‥)
#11からアルバム最後までの疾走感はすごいです。ここの部分だけ聴くとちゃんとコンセプト・アルバムみたいです。
文句なしにカッコイイ。
不思議な魅力 カテゴライズできない面白さ。
吉井和哉というアーティストを知り、最初に感じたのはとにかく「面白い」ということでした。
バリエーション豊かな楽曲たち、ふざけてるのか真剣なのか戸惑う歌詞の世界
歌謡曲?にしてはエグいアレンジ‥
いままでずっとUKロックやオルタナにはまり、日本の音楽なんてと心の中でどこか軽視しながらワタシは音楽と付き合ってきました。ロックの歴史や音楽理論、勉強する時に参考にするのも常に洋楽であり日本はJPOPだからと偏見を持っていたんですね。
見事に壊してくれました。
先日ライブを初体験したのですが、エンターテイメントとコンセプトをしっかりとまとめていて感動すら覚えました。
吉井和哉というアーティストの奥深さを実感しました。
まだまだ熱は冷め無さそうです。
ちなみにかれこれ20年もファンを続けている妻に吉井さんの魅力を尋ねたところ
「顔」
だそうです笑