まるで写ルンですと化したオンボロRICOHが教えてくれた写真の在り方
プロダクトとして素晴らしい存在感RICOHのGX200
その姿はもうボロボロ
引退させてくださいと語りかけてくるようです
結婚してすぐの誕生日に妻さんからの贈り物であるこのカメラ。
正直、写真のしゃの字も知らないワタシがその製品のルックスだけで選んだといういわくつきのカメラです。
もうあれから9年かー…
長い付き合いになりました。
RICOHのGX200 最高にカッコいいカメラが教えてくれたこと。
最初に申し上げますと、ワタシは未だ写真のこと、カメラのことは良く分かっていません。
だから専門的なことは書けません。
100%主観。
ただ我思う。的な書き方になります。
とにかく見た目が好き
持った感覚が好きなんです。
今はiPhoneで気軽に綺麗に写真が撮れるし、用途に合わせて一眼レフも使います。
この二つでカバーできてしまうのでこのRICOH・GX200はずっと飾ってあります。
カバンに入れ持ち歩き続けた。
もらってからずっと持ち歩いてました。
しかしそれが災いし、液晶は割れるは傷だらけになるわ…一気に戦場カメラマンのカメラのような風合いに。。
一度割れた液晶の修理を依頼したことがあるのですが、窓口で修理するくらいなら新しいのもう一個買えるよって言われ断念。
以来ずっと飾ってありました。
写真を撮る、という姿勢を大事にしよう。
年が明けてもっと一日を大切に過ごそうと決めました。その目標を一番体感できるのが一瞬を切り取ることができる写真ではないでしょうか?
iPhoneは本当に便利だし、気軽に撮影可能だし、何と言ってもその携帯性からすぐに写真に残すことが容易になりました。
しかしその便利さゆえにちゃんと考えて撮るということをしなくなりました。
失敗しても削除すれば良いって感覚は常に指先にあるし、そもそも性能悪くないからあまり失敗もない。
で、後から見返してなんか淡々とした記録写真みたいなのが続く…
ワタシの日常はこんなつまらない感じなのか…??
その瞬間はとても大切な瞬間だったはずなんです。
生後4カ月の息子が笑ったり
5歳の娘がお馬鹿な踊りをしたり
じいちゃんばあちゃんが良い笑顔だったり
記録として残せるのは良いのですが
これからはもっとこの瞬間を【刻む】ように撮影したいなと思いました。
それで先ほどのご老体・RICOHの出番です。
余裕で持ち歩ける機体の大きさ
バックモニターが割れているためビューファインダーごしでないと確認できない不自由さ
そして撮った写真をその場で確認できないもどかしさ
…昔の写ルンですじゃないんだから笑
でもこれで一瞬をきちんと刻みこもうと、こっそり決意していたりするんです。
上手な写真が良い写真だとは限りません。
ピントがあってなかったり、ぶれたり、光がおかしかったり…それでもその瞬間をちゃんと刻んだ写真はやっぱり自分にとって良い写真だなと思うわけです。
下手糞な写真、そのうちアップしますね。
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