初めてのGTD。『ストレスフリーの整理術』を手にとって。
初めてのGTD
GTDという言葉をご存知でしょうか?
33歳、やっと本気で挑戦してみることにしました。
GTD
これは昔どうしようもなかった不良がひょんなことから教師になり、なんだかんだと活躍しながら生徒を救っていくような話ではありません。
これはタスク管理を徹底するために必要な基本的な考え方であり、Getting Things Doneです。
初めてのGTD、そのきっかけは?
ワタシも今まで簡単なモノでしたが目標を設定し、それに向かうためにリストを作成したりしていました。
iPhoneアプリで管理してみたり、ノートに手書きで挑戦してみたり、色々と準備や計画は取り組んできました。
しかし、それで実際にストレスがなくなったかと言われればNOだし、実際に達成できたことは微々たるモノでした。
今回真剣に取り組もうと決意を新たにしたのには理由がありまして、自分の現在取りかかっている作業が増えてきて混乱し出したこと、が挙げられます。
今後しっかりと一つ一つの作業をこなしていきたいと考え、本格的なタスク管理に挑戦することにしました。
『ストレスフリーの整理術』デビット・アレン著
今回挑戦するにあたって参考にする、というよりはもう聖書並みの扱いでお手本にしますこちらの本。
ここに全てが網羅されています。
GTDの基礎知識から具体的な実践方法まで、分かりやすく書かれており、この本との出会いがなかったら今だに自分なりの非効率なタスク管理をしていたと思います。
この本はこの界隈ではかなり有名な物で、ここで敢えて内容を語る必要はないと思われます。
なので今回はワタシがこの本により影響を受け、実際に自分のタスク管理にどう影響したのかをまとめておきます。
新タスク管理システム GTD
今ワタシはタスク管理をiPhoneアプリ「Things」を中心に構築しています。
このシステムでもある程度は機能していたのですが、本書を読んで刺激を受け大幅にシステムを変更する予定です。
例えば
①「気になること」すべてを1箇所に「収集」する。②それぞれの意味と何をすべきかを明らかにする「処理」を行なう。③その「処理」の結果を「整理」する。④それらの行動の選択肢を「レビュー」する。⑤選んだ行動を「実行」する。 本書より引用
アタマの中にあるモノを全て吐き出す、という最初の行為が現在のシステムではありませんでした。
今は各プロジェクトに対してやらなければいけないこと、のみを記載していたのでアタマの中を全て出すようなことはしてなかったのです。
しかし言われてみれば確かにそうで
何か漠然とした考え、みたいなものをアタマの中に漂わせておくと結構ストレスを感じます。
テレビ見てて女優さんの名前が思い出せなくてモヤモヤしているうちに肝心のドラマが終わってしまうような感覚。
今までは言うなれば、スッキリするシステムではなかったんですね。
目指すはスッキリするタスク管理システム
なのでまず、予定の優先度、重要度に関せずアタマの中を空っぽにするまで掃き出してみることにしました。
やりたいこと、にはもう実現不可能な夢レベルのものからちょっと節約すれば行けるんじゃないか的なレベルのものまで書き出しました。
とにかく思いつく限りの願望・欲望をかたっぱしから書きます。
今までは出たしから小出しというか、あるカテゴリーごとに対してやらなければいけないことを書き出していたので、書き終わった後の爽快感もなければ予定をやり遂げた後の達成感も小さなものでした。
何かを「しないといけない」と思った瞬間からそれは「済んでいないこと」になる。 本書より引用
とあるようにこの最初の段階が実は一番大切だったりするんですね。この「収集」を先ずはしっかりと取り組みます。
気になることを全て吐き出す。とにかくそれが一番。そしてこれが一番時間がかかるようです。
実際ワタシもまだこの「収集」の段階で苦戦してオリマス。
まだまだ始めたばかりで成果も効果もあったものではありませんが、しっかりと仕組みの部分に時間をかけておくことで動き出した時に実感できると思っています。
GTDシリーズ、始動です。
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