アウトプットって何?自分に合った表現方法を探して。
常々思っていることがあります。
それは人には皆、それなりに適したアウトプット方法があるはずだと。
なんてカッコつけて言ってますが、そもそもアウトプット(OUTPUT)って何って話ですよね?
とりあえず良くわからないけど横文字使って意識高い感じをアピールするのも良いですが、やっぱりそれじゃダメだと思ってちゃんと調べるあたり、伸び代ですね。ワタシの。
今まで漠然としたイメージで使ってきたこの言葉
もう少しちゃんと理解した上で言いたいなと思って。
あなたのアウトプット、合ってますか?
アウトプットって何?見つからないとヤバイの??すべての悩める表現者たちへ。
そもそもアウトプットという言葉には似た感じのアウトカムって言葉があります。
まずはそこのところ、言葉の意味を把握しておくと
事業を実施することによって直接発生した成果物・事業量が「アウトプット」。
施策・事業の実施により発生する効果・成果が「アウトカム」。
と捉えられています。
例えば「交通安全を推進しよう」という目的で「歩道の設置」という事業が発生したとします。この場合、「歩道を年度内に500m設置する」というのがアウトプット。その成果として「交通事故件数が減少する」というのがアウトカムです。未完成の日々を想うブログ様より引用
多分ワタシは今までアウトプットを自分の表現手段という意味合いで使っていました。
その人にとって、それは楽器演奏かもしれないし、絵画かもしれないし、詩作かもしれません。
それは何か形となる必要はなくて、会話が上手な人もいれば世渡り上手な人もいて。
大袈裟に言うと、その人となりそのもの全ての表現手段がアウトプットなのではないかと思っているからです。
自分にあったアウトプットを探せ
当然のことながら誰もが自分のアウトプット方法を見つけられる訳ではありません。
恐らく大半の人は見つけられずに自分には何もないだろうとチャレンジすることもなく、平凡な人生を歩んでいくのではないでしょうか。周囲から外れてしまうことを恐れ、みんなと同じように「発信」することを選んでしまう。
でも可能性はひとりひとり異なるのです。
毎日人それぞれの生活があって、観ている景色も空気の感じ方も人それぞれですよね。
例え二人で同じ時間を過ごしていても、お互い観ている景色は異なるのです。
感じ方も想うことも違くて当たり前です。
だから同じ映画を観ても、本を読んでも、曲を聴いても感想は皆違うはずです。
そういう体験すること・日常生活の刺激をここでは仮にインプットと呼ぶことにして、このインプット処理が100人いれば100通りあるのです。
インプットからアウトプットへ
このインプット処理が皆違うのだから、当然その感想や反応もまた同じです。
そして毎日の生活はインプットの連続です。
どんな些細なことでもインプットはインプットです。こうして日々蓄積されたものがやがてその人を作ります。「個性」というやつです。
ワタシは人類は皆産まれながらにアーティストであるという性善説ならぬ性アーティスト説を支持する独りなのですが、やはり全ての人が価値のある創造をしているとは思えないのが現状です。
恐らく自分に合ったアウトプット形式が見つかっていないのでしょう。
どんなに素晴らしいアイデアも感性も、間違った方法では上手く再現されることはありません。
そして平凡な主婦だろうが学生だろうが、サラリーマンだろうが何かを産み出すことは出来るはずです。
ただ、そのベストな方法が分からないだけなのです。
残念ながら、自分にとってはこれだと、信じたモノも間違っている可能性があります。
非常に難しいところ。
何度も言いますが、特別な何かを創り出すことだけがアウトプットではないと思います。
その人の言葉、行動全てが「発信」されるものです。
そしてごく稀に裡側から湧き出る衝動を、ピッタリなアウトプット方法で発信出来る人がいるんです。
その方々はやはり価値のある創造を続けているし、まだ上手くマッチしていない人はそのエネルギーを持て余してしまうのでしょう。
まだ本気を出してないだけ、とは良く言ったもので、上手く自分を発信出来る手段が見つかっていないだけの人たちが日々チャレンジしていると考えると、なんだかこの世界がすごい希望に満ちたものののように感じますね。
普通の人なんていないし、何も作り出せない人なんていないんです。
ただ、その方法が見つかるか見つからないかです。
探しましょう。
見つかった時、その人の個性は最高に輝くはずです。
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