片付けは仕事。永遠に終わらない仕事「家事」は分担できるのか?
突然ですが、お父さんたち
家事、してますか?
ちゃんと分担して家事をしているという家庭がどのくらいいるのか?正確なことは分かりませんが、我が家ではまだまだしっかりと分担できてはいないというのが現状です。
なぜ分担できないか?
これは男と女、いや夫と妻の意識の差であると思うのです。
今日はこの考え方、意識の差について把握し、なんとか家事を分担したい(させたい)と思います。
PR
家事。それは永遠に終わらない片付けという仕事である。
ワタシは結婚するまで家事なんてしたことも手伝ったこともありませんでした。
せいぜいホント些細な買い物とか、掃除とか、食器洗いとかはやりましたが、それは子どものおつかい程度でした。
結婚しても今までやってこなかったのだから出来るワケもなく、ダラダラと妻に甘えてしまっていました。
これじゃダメだと初めて実感したのはナント、子どもが誕生してからという有様。
そしてやっと、家事というものにちゃんと取り組むようになりました。
まず最初に痛感したのは
片付けるということは仕事だということ。
子育てをするととにかく家の中が散らかります。
いままでは夫婦ふたりの暮らしでしたから自分のモノは自分で片付ければそれなりに片付いていたんですが、子どもがいるとそうはいかない。
生まれたばかりの頃はまだ良いんですが、動き出し、遊びだしたらもう最後。
散らかすのが仕事な人と片付けることが仕事な人が同じ空間に同居するわけですからね。
合わせてどうぞ
まずは家事は仕事だということを意識することで最初の変化が生まれました。
この意識の変化が家事分担へのキーワードなのかもしれません。
果たして家事は誰の仕事なのか?家事分担の道のり。
正直、自分でやってみるまで家事というのは家にいる人がやるものだと思っていました。なんとも都合の良い解釈でした。ずっとそうやっていくところでした。
しかし片付けは仕事
普段の仕事のようにこれは取り組む必要があります。
ワタシの場合転職して幸いにも家にいる時間が長くなり、これは他人事じゃないぞと。何か貢献せねばと。
こうして自分で出来る家事をできるとこから始めました。
まず料理が全然できません。
結婚してから初めて米を炊いた男です。
しかし最近やっと米を炊く、カレー、などの定番なことはまかなえるようになりました。
ですが、、やはり数限りある貴重な食材をワタシのマッドな感性で台無しにしてしまうよりは妻の手によって美味しくいただくほうがみんな幸せだという結論に‥なりそうです。
なのでまずワタシの家事は食べ終わった後の食器洗いです。
それから風呂掃除と、家の中の掃除機は仕事が休みの日のワタシの家事となります。
得意不得意はあると思いますが、お互いの得意なことをやれたら家にとって幸せなのかな?と思います。
やる気が出ないけどやらなきゃ終わらない家事という仕事。
実際にワタシが家事を手伝うようになったのは去年くらいからです。
それまではやはりなんとなく気が向いた時にちょっと手を出すようなレベルでした。
ちょっとやってみて分かるのは、この仕事には終わりがないということ。
一つ一つは片付いていくのですが、一方でどんどん仕事が発生していきます。
家事だけならまだ少し余裕が生まれるのかもしれませんが、我が家にはこの家事をよりハードモードにしてくれる悪魔がいるんです。
「娘、8才」
「息子、2才」←強敵
家事に育児が加わることで、仕事は爆発的に増えてしまいます。
よく専業主婦になりたい、なんて意見を聞きますが近くで見てるとこんな大変な業務はなかなかありません。
子どものお世話に家事、これが終わることなく朝から晩まで続くのです。
ちょっと外回りついでにお茶したり、立ち読みしたり、同僚と愚痴をこぼす為にお酒を飲んだり、接待をしたり受けたり…と
逃げられないんです。
ワタシは家事を自分で少しやるようになって、仕事に出られるのは楽なことなのだと知りました。一人になることすらできないんですからね。
確かに家族が生活できるように稼ぐことは大変です。
朝早くから辛い通勤に夜遅くまで上司に付き合って、なんとか手にしたお給料で家族を守るのです。
でも、通勤にしろ仕事にしろ、独りになる時間があるのは精神的には救いがあるように思えます。
騒ぎ、喚き、走り回るチビを追いかけながら夕飯の支度をし、掃除機をかける妻の姿を思うと外に出て仕事したほうが楽なのでは?と思えるほどです。
この一番の問題は家事が「仕事」だという認識がないからなんでしょうね。
だから旦那と妻とで意識のギャップが生じる。
結局、お互いの「仕事」に対して少しだけ敬意を払うことで、毎日は少しずつ満たされていくような気がします。そしてできること、得意なことは逃げないで取り組むということです。
願わくば、1日外で働いて疲れて帰ってきて、1日家の中で働いた妻と
「お疲れ様」
と言い合ってビールで乾杯するような毎日が送れますように。