理想の家を求めて#6 【妥協点を探る】
どこで「妥協」するのか?
それが問題だ。
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いつまでたってもなかなかこれだ、って出会いがない家探し。
自分の理想を追い求めるあまり、視野を自ら狭めているのかもしれません。
「妥協」は1つの答えなのか⁈理想の家を諦めて?
毎週届く情報や広告に目を通すもピンとこない…
「外観がダサいなー」
「作りがちゃっちーなー」
「場所が良くないなー」
とにかくその物件の悪いとこばかりが目に入ってきて、ちっともその気にならない自分がいます。
これは最近良くしてくれる担当営業マンが言っていた科白ですが
「悪いとこを挙げればキリがない。ましてやボクらプロなんで欠点はそれこそ無限に言えます。だから悪いとこを確認するのも大切ですが、それだけを見るとまったく動けなくなりますよ」
「妥協すること、も大切なことです」
これは一緒に物件を見に行く途中、車内で何気なく聞いた「プロは自分の家をどう決めたんですか?」って問いに対する答えでした。
これにはワタシも心の底までズシンときましたね。
そしてこの営業マンはこう続けました。
「今の4倍くらい予算を組んでくれたらホント理想通りの家をご用意します。でもそんなことできる人はいません。自分の無理のない予算内で家族がちゃんと今の暮らしを送る家を探す、これが家探しです。」
ごもっともです。
ワタシは今まで外観やフローリングやドアやその立地やらと細かい箇所にばかり文句をつけてきました。
今でもそういうディティールが集まって家が出来ると信じていますが、根底に置かなきゃいけないのは「家族と平和に過ごす」という絶対条件です。
自分の理想を形にするには注文住宅しかない、しかしそれには予算が足りない…必然的に建売りを探すのですがこれがまたセンスが合わない…この禅問答のような循環をかれこれひと月以上やってみてそろそろ妥協点を探す頃なのかな?と考え始めました。
…きっとこういう想いで実際に諦めた方もいらっしゃるだろうなーって思いながらも、でも諦めずに理想を追求した方もいるはずだと想像したりして、結局新しいスパイラルにはまりつつある今日この頃。
ほんと家探しは難しいですね。
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