日記ではなくデータをGoogleで管理。自分だけのデータベースの作り方。
欲しい情報がすぐ呼び出せる。
この状態を作ることが人生をハックする上で最も重要なことだと思います。
ブラウジングでの検索技術もそう。
自分が欲しいと思った知識や情報を即座に得られる環境にあるのに、それを活かす術を知らなければ結局必要な情報にはたどり着けないわけです。
現代社会はちょっとしたコツさえ掴めば必要なデータや情報にすぐアクセスできます。
これを使わない手はありません。
そしてこれは何も世界中に存在する叡智・情報に限った話ではありません。
データベースさえあれば自分のことだってすぐに検索し必要な情報を取り出すことができるんです。
人は自分のことをそこまでちゃんと知らない。
そして記憶は簡単に書き換えられてしまう。
これ事実です。
案外多くないですか?
「あの日何食べたっけ?」
「お気に入りのズボンのサイズ?そもそもどこで買ったっけ?」
注意深い人ならばある程度は記憶から欲しい情報へのアクセスが早いのかもしれませんが
「2年前の今日って何してたっけ?」
どんなに注意深く生きていても人はなんでもない情報すべてを大事にとってはおけません。
別に構わない。そう言われてしまえばそこまでの話ですが
ワタシはどんな情報でも自分が生きた証として存在する以上、すぐにアクセスできる状態を作りたいんです。
それがワタシのライフログの根幹なのです。
今日は自分データベースを作った話をお送りします。
Googleスプレッドシートで自分データベースを作りました。いつでもどこでも欲しい情報にアクセスできる。
Googleってのは本当にすごい。気がついたら日常生活に深く浸透していて
もうGoogleアカウントがなくなったら生きていけないんじゃないかとすら思えるほど。
そんなGoogleのサービスの中でも群を抜いて活躍してくれるのが『スプレッドシート』
デバイスに関係なくエクセルやワード、各種資料をいじれる上にクラウド上にデータはあるから時間も場所も選ばない。今回の自分データベースにもうってつけのフォーマットなのです。
Googleスプレッドシートとは
これはGoogleが提供している表計算ソフトのことです。
Excelのようにソフトをパソコンにインストールして使用するのではなく、インターネットを介して使用するWebアプリケーションの一種です。ダウンロードやインストールは必要ありません。
スプレッドシートの利用に際して必要なものは「Googleアカウント」だけ。費用も一切かかりません。
見た目もExcelと同じような作りになっていますので、Excelを使ったことのある方なら、スプレッドシートも問題なく使用できるでしょう。(これがエクセルユーザーから見ると最初は少し厄介なのですが…)
同じGoogleが提供しているブラウザの「Chrome」で提供している拡張機能を使用すれば、Excelのファイルをスプレッドシートで開いて編集・保存したり、スプレッドシートの形式に変換したりすることも可能です。
これを使って管理することで欲しい情報、記憶、データを取り出すことが可能になります。
自分データベースの作り方
・Googleスプレッドシートに毎日の情報を書き込むだけ。
最初は情報が少ないからデータベースって感じには見えないかもしれませんが、これが積み重ねることでやがて貴重なデータベースになるんです。
まずは日々記録することを決めましょう。
作り方はエクセルをいじったことがある人ならば特に難しいことはありません。
一番左の列に日付、あとは自分が記録しておきたい情報を順番に書いていけば良いのです。
日付 | 天気 | 体重 | 歩数 | トピックス | NEWS |
あくまでこれはワタシのライフログの一部分ですが、この項目を毎日入力していきます。
トピックスというのは箇条書きで良いので一日の中で印象的だったことを記入
NEWSというのは毎朝チェックするニュースから気になったURLを保存しています。※CreateLinkという拡張機能を使うと非常に便利です。
こうして積み上げたデータをスプレッドシートならば簡単に検索ができるんです。
一番手っ取り早いのが列を選択してcommand+F
すると検索バーが出るのでそこで欲しい情報の単語を入力すればOKです。
またエクセル同様フィルタをかけて欲しいデータだけを抽出することもできるし、列選択で簡単に合計値を出すことも可能。
まさに日記とは違うデータ管理を行うことで、必要な記憶にアクセスすることができるというわけです。
ついこないだもこのGoogle様には感謝を捧げたばかりです。
自分だけのオリジナルデータベースを持っていると、何かと便利ですよ。
…Googleサービスが終了したらそこまでですが……
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