いざ二世帯住宅を建てようと思ったら発覚した問題
家を買う?それとも賃貸のままで良い?
買うなら場所は?予算は?
我が家の場合
二世帯住宅として親と同居するかも
という選択肢もあります。
ずっと悩み続けた結果
一つの方向を見出せました。
もうだいぶ長い時間を費やし、悩み抜いてきたこの問題。
元を正せばワタシの実家を建て替えて、二世帯住宅として同居しよう!というところから始まりました。
詳しくはこちらにまとめてあります。
二世帯住宅。問題は山積みか‥?
何社もの資料が積み重なる机の上。
ちょっとでも良いなと思った工務店さんには見積もりや図面を作って頂いたりした資料もまた増え続け、今やアタマの中は破裂寸前でした。
そもそも家族全員が理性では難しいことが分かっているのに、感情がそれを邪魔するのです。
このアタマでは分かっていても、心は…的な状態はとにかく辛く、そろそろ結論を出す時が来たのかもしれません。
ワタシの実家の条件は築19年、76㎡の長方形の形をしてます。
建ててから何年か後に建ぺい率の法律が変わり、建て替える時は土地をフル活用出来ると思っていました。
しかし実際に話を進めようとすると2つの深刻な問題が噴き出したのです。
問題① 建ぺい率
建ぺい率とは建築面積の敷地面積に対する割合のことでその土地の中でどれだけの大きさの建物を建てることができるかを表しています。
その条件の一つが面している道路の幅
これが測ってもらったらギリギリ4m…あと1センチでも広ければ建ぺい率はぐんと上がったのです。
これが最初の問題でした。
この敷地で二世帯‥?物理的に厳しいか??
問題② 北側斜線
この斜線問題
実は今の実家を建てる時から発覚していたのですが、これが今回最大の敵となりました。
土地が狭いのでどうしても上に伸ばして二世帯住居としたい、のですが上には北側斜線が待ち構えています。
つまり、どれだけ素晴らしい図面があっても3階は機能しないので部屋が足りないのです。。
この制約により当初抱いていた理想は崩れ、まさに振り出しに戻ることに…
斜線制限(しゃせんせいげん)は、建築物の各部分の高さに関する制限のひとつである。建築物を真横から見たとき、空間を斜線で切り取ったような形態に制限することから、斜線制限と呼ばれる。通風、採光等を確保し、良好な環境を保つことが目的である。Wikipediaより引用
感情論は危険 現実的な解決策を模索しよう。
このご時世、「住宅」という高い買い物を感情で決めるのはとてもリスクがあります。
やはり多角的に考察し、少しでもリスクの少ない道を選ぶことがそのまま家族を守ることにつながります。
実家の両親には期待させてしまった分、心が痛みますが ‥
家族全員が全員100点のゴールはあり得ないこの状況です。
好き嫌い、同情といった感情で動くことは出来ません。
そろそろ結論というか、ワタシの決意を伝え新しい道に進みだす時なのかもしれません。
狭い空間に毎日暮らす、となればお互いにストレスとなる部分も出てくると思います。
どんだけ仲が良いとは言え、これは当たり前。
人間ですからね、たまに実家に帰ってくるから可愛い孫も毎日大騒ぎされたらきっと辛いでしょう。
住居、というのは生活のまさに基盤。
ここをしっかりと安定させなけば家族との平和は難しいと思います。
今の感情だけで一生の方向性を定めてしまうのはやはり危険
これは家を買う、という問題だけでなく
これからの人生を左右する大きな決断なのだと。
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