ファッション・アパレル関係者必見の映画『フェンディbyカール・ラガーフェルド ~コレクション前夜』感想。
クリエイティブな仕事をしている人
物を創ることが好きな人はこれ一度観たほうが良いでしょう。
刺激になること間違いなしです。
カール・ラガーフェルドっていうファッション界の中でも帝王みたいな人がいるんですが、その人がフェンディのコレクションを手がけたときのドキュメント映画です。
ファッション界っていう特殊な世界でもっとも大きなイベントであるコレクションに密着し、ショー開催までの一日を追いかけるこの作品。
才能とは?ものづくりとは?
真剣に創ることとはどういうことなのか?
短い作品でありながらその真髄に触れてみましょう。
『フェンディbyカール・ラガーフェルド ~コレクション前夜』刺激的な体験を。
ファッションの世界に興味がなくともこのインパクトある姿は見たことあるって人、いるんじゃないでしょうか?
白髪にサングラスがトレードマークの怪しいおじさん。
しかし一度見たらなかなか忘れられないこの妙なオーラ、存在感。
モードの帝王とか色々とすごいあだ名がありますが、この人ざっくり紹介するとシャネルやフェンディの現役デザイナーであり、長年ファッション界を牽引する“生きるレジェンド”とも言える人なんです。
そんなすごい人の仕事っぷりに密着した今作。
何がすごいってとにかく妥協しない。
直前まで修正させるその姿勢。
ただ一番関心したのが
それに付き合う製作スタッフたちがすごい。
何度も何度もダメ出しされて
ショー直前の移動中にまで作品に手を加えるスタッフたち。
なんて根性だ。。
ちなみにこのドキュメンタリーで一番心に突き刺さった言葉を最後に紹介しておきましょう。
「私は他人の無能さを証明するために働き続ける」
こんなすげー言葉を自身満々に放つおじさん。
おそるべし。
ファッション界のカリスマ、カール・ラガーフェルドがデザインするフェンディの秋・冬ミラノコレクションに密着!毛皮やバッグで有名な高級ブランド、フェンディ。ロンドン、パリ、ミラノを行き来しながら見事なクリエイティブワークが展開される!(C)Films Deralf/Story Box Press/Sundance Channel USA/Arte