なんでもテンプレ化させる!信太明『テンプレート仕事術』を読んだ感想。
テンプレート仕事術
日常業務の75%を自動化する。
自分のやりたいこと、やらなければならないことに対して時間が足りない。
これは何も働くビジネスマンのみならず、すべての人に当てはまると思うし、実際同じように感じている人はたくさんいるはず。
人生は長いようで短い。
平均寿命はどうあれ、健康寿命で見れば当然のことながら元気なときにやりたいことはやっておきたいものです。
じゃあ時間をどうやって捻出しよう?
そんなときに1冊の本に出会ったので紹介します。
なんでもテンプレ化させる!『テンプレート仕事術 日常業務の75%を自動化する』信太明著を読んだ感想。
テンプレート化すれば、何事も、短時間で正確に成し遂げることができる。その結果、仕事もうまくいき、プライベートも充実する。ひいては、思いどおりの人生を送ることができる。上場IT企業の社長が書いた、「定型化」「非属人化」によって自分を効率化させるノウハウ。
この内容が気になって一気に読破してしまいました。
基本的にはビジネスマンに向けて様々なシーンを取り上げて書かれていますが、一環して掲げているのは
【効率化】
そしてどうやって効率化していくか、というとテンプレートを用意するということです。
テンプレートとは、もともと型に流し込んで同じ形を作り出す、というtemplateという英単語。一般には定型文や雛形、決まった様式などの意味合いで広く使われていると思います。
例えば毎回決まった書式で提出するものがあれば、最初からその書式を用意しておけば内容だけを更新すれば良いのだからこのテンプレがあるだけで早く処理できることは容易に想像できると思います。
そのため、効率化ということに対して想いを巡らせたことがある人にとっては
そこまで目新しい話ではないのかな?なんて思いながら読み始めたのですが、これが大いに参考になりそうで、早速取り入れてみたのです。
『テンプレート仕事術』で参考にしたいポイントはこれ。
考え方
テンプレートを使って75:25の比率を逆転させること。
これは仕事の全体量の中の75%が繰り返し作業や誰がやっても同じ作業に費やすことになるが、テンプレを用いて逆転させ、25%に抑え込む。そして自分にしかできないことをやる時間、その人にしかできない付加価値を生む仕事にかける時間に75%を使おうというもの。
記録からテンプレへ
いざテンプレートを作ろうと思ったときに、何からやれば良いかわからない。なんとなく必要そうなものの形をまとめてみる程度だったワタシですが、「5WEEK2H」「時系列」「大分類、中分類、小分類」と手順ごとにポイントをまとめられており、参考になりました。
たくさんの具体例
実際の日報の書式やイベント準備のためのチェックシートなど、具体的な参考例が多数紹介されているので、乱暴な言い方ですがこの部分のページだけ見ても参考になるのでは?もちろん内容を読まないともったいないです。
サラリーマンなら参考にできることがたくさんあると思いますし、会社勤めでなくとも日常生活の中の繰り返される行動もテンプレート化させてどんどん効率化していけると感じました。
家事だってそうだし、自分はライフログとか日記を毎日書いているのでこのあたりにかかっている時間も短縮できそう。
このブログもテンプレート化したらもっとたくさん書けるんだろうか?
最近はAIが勝手に文章を作ってくれるみたいだし…
ても、それじゃあワタシが書く意味がないですね。
ではまた。