藤原ヒロシ著『Personal Effects』を読んで持ち物に対する考え方に刺激を与える。

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自分の持ち物を見直す週間。

と、勝手に名付けて整理を始めたわけですが、ここでワタシが影響を受けた本を一冊紹介しようじゃありませんか。

かつて『LIFEPACKING』を読んで衝撃を受け、慌ててカバンの中身ひっくり返しては整理したこともありますが、今回もそれに近いモノがあります。

おそらく高城剛著のライフパッキングよりも以前に存在していた本書。

やっぱり影響を受けないわけはないわけで。

ではいきましょう。

その名も

Personal Effects』藤原ヒロシ

まさに厳選されたアイテム、時代のクールハンターが手がけたこの本はバイブル的な一冊になること間違いなしでございます。

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『Personal Effects』を改めて読んでモノ選びの真髄について深く考えてみた。

藤原ヒロシという人がいます。

ファッション業界に身を置く人もそうでない人もおそらく知らない人はいないであろうアーティストです。

アーティストってくくりで良いのかはワタシも分からないんですが、ファッションデザイナーにしてミュージシャン。数々の大物をプロデュースし、多くのカルチャーを生み出すマルチな才能の持ち主。

…つまりなんてお呼びしたら良いのかその実態はワタシには分かりません苦笑

ただ彼が様々なメディアで紹介するアイテムはほんとうにどれも魅力的なモノばかり。(高価過ぎて庶民にはちょっと現実味はありませんが…)その審美眼はやはり時代の先端を歩き続けてきた人ならでは。

ガジェット、ファッション、楽器にアート

どのジャンルにおいても刺激的なモノばかりを教えてくれるので、いつだって気になる存在なのです。

そんな彼が今から10年も前に発売した本書『Personal Effects』は色褪せることなく今日もワタシに刺激を与え続けております。

内容紹介

スニーカー、シャツ、革ジャンといったファッションアイテムに加えて、ギターやデスクライト、カメラ…。その他、香港の輪ゴムから高級腕時計まで。藤原ヒロシが年代を問わずにセレクトした珠玉の100アイテム。今、彼が新鮮と思い、今実際に使っているものばかりを集めたとっておきのセレクト本。Amazonより引用

 

Amazonのレビューははっきり言ってちょっと低い。というかだいぶ低い。

というのもアンチの方々の意見ももっともで、この本はかなり私的な顕示欲と自己満足との境界線を見せられているような、そんな雰囲気があるのも事実です。

ワタシも確かに熱狂的なファンではないので正直、この本に紹介されているアイテムを見て物欲が起こることすらありませんでした。

この本の見方はそこではないのです。

おそらく本書をカタログ的なモノだと捉えて読むからそういうことになるのです。ちょっとした買い物をするのに庶民が銀座和光に行きませんよね。最初からギャップがあることを理解しているわけだし、そのギャップに対して勝手にフラストレーションを溜める必要はないんです。

だからこの本はそうやって読まない。

もうね、美術書みたいな感覚で読みます。

こんな世界があるのか?と

そしてこのアイテムを選んだ理由やエピソードなどを読んでは「モノに対する考え方」みたいなのに触れることです。

そうすることでこの本の良さがさらに分かるかと思います。

モノ選びには、やはりそれ相応の想いがあって然るべきなんです。

モノにこだわれ。愛用品を紹介します。

でぃすけのつぶやき

何を持ち歩くか?

何を身につけるか?

持ち物はその人を雄弁に語ります。

どんなに自己紹介が上手でも着ているスーツがヨレヨレだったら?バリバリ仕事できるのに安いボールペンを使っていたら?めっちゃイケメンなのに…まあ人それぞれキャラクターがあるわけですが、持ち物はその人をより魅力的に見せてくれることがあるわけです。

他人に与える印象がそれで変わるかと思うと、たかが小道具、持ち物だって立派な個性になりますからね。

これからもしっかりこだわって

欲しいモノだけ、お気に入りのモノだけを持ち歩きたいものです。

 

 

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