新社会人必見です。今日からできる同期と差が出る5つの心がけ。
最近多いですよね、フレッシュな新入社員さんたち。
ちょっぴりぎこちない仕草を見ながら、ワタシにもあんな頃があったんだろうなーってふと思って。
ワタシもなんだかんだ社会に出てもう11年が過ぎ、とりあえず無事に家族を持って、家を買おうって思える程度には生きてこれました。
そりゃたくさんの人たちに迷惑をかけながら…
通勤電車でフレッシャーズを見ていたら、自分の社会デビューについて思い出が蘇ってきたので今日は今まさに社会に出てきた人たちに少しでも参考になればと思います。
新・社会人に贈る ひょっとしたら役に立つかもしれない5つのポイント。
ワタシの社会人デビューは22才。
ロックで食ってくって自分の中の神様がお告げを下したため、周囲から大きく出遅れた就職活動の果てに拾ってもらったのが「アパレル業界」という華やかそうな裏にとんでもない闇が広がっているフィールドでした。
音楽、アートが好きという幼稚な思考が短絡的に選んでしまったこの業界。
すてんからー?ぺちこーと?ふぇいすかばー?しょっぱー?
入社初日から知らない言葉が飛び交います。
何せ服のことなんて何も知らずに入ってしまったんだから。。
ではここからひょっとしたら役に立つかもしれないアドバイスを授けていこうと思います。
1 個性を隠さないように。
人間、同じ人は存在しないのだから無理に個性を出さずに協調性を持つことのほうが大切かもしれません。
これが一番面倒も起きないし、正当な評価も受けることができるでしょう。
しかしワタシは何を考えたか好きな服を着て好きな髪型をしたもんだから会社内でも問題に…
鮮烈なデビューで瞬く間に自分の名前をアピールすることに成功しました。望んでないのに。
でもそんな紆余曲折があったからこそ知り合えた人や、話せたことがあったので結果オーライ。
無理に自分を殺してまで会社の言いなりになることはないかと思います。
…自己責任ですが。
2 積極的に飲み会に参加するべし。
今の若い人は仕事が終わった後のいわゆる「付き合い」を避ける傾向が強いようですが…
これはもったいない。
確かに上司の「昔は~、おれの時は~話」は正直面倒だし、長いから時間の無駄に思えることでしょう。
ましてや同じ話を2度3度リピートする機能はどの上司にも備わっています。
しかしまずはこのお酒の席に参加し、話を聞きながら周りに目を配りましょう。
だいたい自分よりちょっと上の先輩が良い動きしてるはずです。
これを新人は学ぶことが大切です。
幸いワタシは大酒飲みのバイキングのような親父を持つのでこの手の動きは自然と身についておりました。
ちょっぴり先輩は上司のお酒の残りを察知して注文したり、おつまみの適材適所な投入、上司の気分を良くするような話を振るナイスアシストなど、とにかくこの動きを真似たいですね。
社内での飲み会に慣れてきたら積極的に社外の人たちとも飲みにいきましょう。社内はいわば練習試合、本当の勝負は社外の人たちとの交流です。
ここでうまくやれば今の仕事が嫌になったり、会社が潰れた時に手を差し伸べてくれる人が出てくるかも…⁈
ワタシは実際これで転職を成功させました。
とにかくどの人脈がどんな時に役に立つかなんて、その時になってみないとわからないものですから。「飲み会」という場所での立ち振る舞いは意外と仕事以上に印象に残ったりするもんです。
PR
3 仕事では慎重に、会社を出たら大胆に。
ワタシはこれまで3つ4つ転職を繰り返してきましたが、一貫して気をつけてきたことがあります。
それが
「慎重」
石橋を叩いて叩いて渡らないこともしばしば。ただの橋の点検に過ぎないことも…それでも慎重には慎重を重ねて取り組んできました。
どんな仕事でも常に最悪なことを想定しているので、すごい大失敗ってのが起こりません。
しかしその分、全てが無難というかセオリー通りなので大成功もなかったのですが…
会社というのはたくさんの個性が集まって出来ています。
だからその中で自分がどういう役割を果たしていれば重宝されるか?を念頭に置いておくと良いでしょう。
そしてワタシの場合、革新的な起爆剤というよりは石橋の点検ポジションが性格的にも丁度良かったんですかね。
そして一歩会社を出たらちょっと大胆に遊んでみましょう。
地元で馴染みのお店を開拓するもよし、趣味を追求するも良し。
ワタシは近所の居酒屋に通いつめ、お酒の力も借りましたが新しい人脈を広げることができました。
大人になってからも友人は作れるんですね。
仕事上では絶対に知り合いになれないような人脈が広がっていくと、世界の広さを感じます。
4 社内のキーマンを見つけ出す。
新社会人の方や新しい職場に配属されたばかりの方にとって、今の職場には慣れることで精一杯かもしれませんが、これが少し慣れてくると見えてくることがあります。と言うかちょっと意識して見つけなくちゃいけないことがあります。
それはその職場のキーマンを見つけることです。
これはだいたい自ずと見えてくるとは思いますが、ある一握りの人、もっと言えばだいたい特定の人を中心に仕事が回っていることが分かると思います。
そういうキーマンを見つけその人に近づくことです。
これは非常に大切なことです。
まずそのキーマンと一緒の仕事が出来れば自分のポジションも確立されたようなもの。
業務の大半をキーマンが動かしているようなもんなので当然近づけば近づくだけ忙しくなります。でもこれもまた大事。自分の成長にも繋がります。
会社には色々なタイプの人が存在して、出来るだけ責任を取らない業務に甘んじる人、サボってばかりの人、目立ちたがりの人、ミスの多い人、影の力持ちタイプの人‥それこそ人の数だけ個性があるのが会社です。
色んな人がいるかもしれませんが、恐らく業務のほとんどはキーマンが握っていることでしょう。
今の上司がどのタイプかをいち早く見極め、できるだけキーマンに近づくことだけを考えましょう。
5 とりあえず今できることを真剣にやる。
最後にちょっと良いこと言います。
これはもう社会人に限らず言えることですが
今できることをちゃんとやろうってことです。
新社会人、新入社員ははっきり言って戦力として求められているワケではありません。
訓練し、経験を積んで一人前になって初めて戦力として機能します。
だからまずは今自分ができることを1つずつちゃんとやっていくことが大切です。
いきなり仕事バリバリやることなんて求められていません。
それよりも誰でもできることを真剣にやるという姿勢を見せることが重要です。
朝早く出社する
掃除を頑張る
挨拶をする
などなど、これなら誰でも出来ますよね。
仕事はそこまで出来ないけど、なんか好かれてる、気に入られてるって人はだいたいこういう基本ができてたりします。
上司も人間ですから、基本的な態度がちゃんとしている人に仕事を任せようと思うものです。
あとがき
ちょっと上から目線で語らせてもらって恐縮ですが、とりあえず社会人デビューして11年。
一応先輩としてアドバイスを贈らせてもらいました。
やりたいことを仕事にできた人にとって、ここに書いてあることは意味を成さないかもしれません。しかし、なんとなく社会人となった人にとって、初めての社会はとても広大で不安に満ちた世界かと思います。
ワタシもそうでした。
もう辞めようって何度も思ったし、実際に勢いで辞めたこともあります。
何度も理解不能な理不尽に襲われたり、良く分からない社風に苦しむこともあります。
でもサラリーマンだって悪くないもんです。
色んな人と一緒に仕事をして、年金とか税金とかは会社が半分出してくれるし、保険だって加入できます。家族だって養えるし慎ましいながらも趣味を満喫できます。
終身雇用制度が崩壊して、これからの世の中はもっと厳しくなっていくと思います。
特にサラリーマンには辛い世の中です。
だからこれからのサラリーマンは自分をもっと磨く必要があるでしょう。
分かりやすく資格を取るのも良いかもしれません。
英語や中国語を勉強するのも良いでしょう。
副業をしろとは言いませんが、今の仕事以外の経験を積んでおくことも大切です。
でも今はまず今現在の仕事に没頭しましょう。
今回の5つのポイントを意識していれば3年後、きっと何かしら役に立っているかもしれません。
よそ見してると転びますからね。
![]() |
新品価格 |