Evernoteに記憶の宮殿を作る。

disk-top-imageライフログ

 

 
ワタシが思うに記憶というのは情報として引き出せるものと視覚的に引き出せるものがあります。
それらは日々膨大な量をストックし続ける訳ですが、問題は溜め込んだ情報を如何に素早く、効率的に引き出せるかだと思います。

 
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ワタシの外付け脳髄

 
情報が多くなればなるほど管理するのが難しくなるのは当然です。まして記憶というのは保存も書き出しも無意識に行ってしまうことがあるので尚更です。
 
例えばある花の匂いを嗅いだ時に幼い頃の風景が視覚的に再現されることがあります。
これは記憶しようと思って保存した訳でない景色を、花の匂いがトリガーとなり思い出そうと思っていない景色を思い出させた訳です。
 
このように無意識下でも起動してしまう記憶という領域を管理するために、ワタシは第二の脳としてEvenoteというサービスを使用しています。
 
 
Evenoteというサービスは昨今かなり浸透しているので敢えてワタシが説明する必要もないとは思いますが、一応簡単に言うと
 
メモや情報を集めて管理することが出来るウェブ・クラウドサービスのことであります。
 
保存出来るデータの種類も豊富で使い方次第では人生を充実させるための強力なツールとなることでしょう。
 

ワタシのEvernoteの使い方

 
Evenoteというサービスの持つ強力な武器はその優れた検索機能にあります。
写真の中のテキスト情報をも拾い上げてくれるので、キーワード検索で情報をすぐに取り出すことが可能になります。
ワタシはこの機能を最大限に利用しようと思い、過去の日記をスキャンして放り込むことにしました。
 
Evenoteはノートという一枚のシートを作成するところから始まります。そしてそのノートをノートブックという単位で括ることができます。
また、それらノートブックをスタックと呼ばれる言わば階層化して管理することが出来るので、情報をどんどん整理して自分好みに仕上げていきます。
 
Evernote 使い方ガイドはこちらから
 
 
この整理はワタシの場合主に過去の記録をまとめる為に必要な作業でした。
まさに記憶の宮殿を構築する作業を具体的に説明していきます。
 
 

ノートブックのタイトルは数字から。

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管理が楽かと思ってノートブック、ノートの名前は日付にしています。例えば写真にあるように2013-01というノートブックの中に0101から0131までのノートが収まっていることになります。
 
そして2013-12というノートブックまでをスタックするのです。
 
すると先ずは2013というノートブックがあり、それを開くと2013-01から12までのブックが保管されている状態になります。この各ブックの中に日々の記録が収納されております。
(良くみたら写真左に映るべき2013が写ってませんでした、失礼しました‥)
 

毎日を色濃く記録

一日ごとにノートは記録されていきます。記録する内容は以前ワタシのノートに関する記事で書かせてもらった内容は勿論、一日の中で印象的な写真や、レシート、どこかへ外出したならパンフレットやチラシなど、写真にして保存していきます。

以前書いた記事はこちらからどうぞ↓

モレスキンが手書きの良さを教えてくれるから。

 

 

記憶の宮殿

記憶の宮殿とは、古代の学者たちがよくたしなんでいた記憶術であり‥『ハンニバル』より引用

 
ワタシの好きな作品の一つ『ハンニバル』シリーズに圧倒的な存在感で君臨し続けるハンニバル・レクター博士。この歴史上、稀に見る魅力的なキャラクターを解読しようとした本があります。
その本こそワタシに影響を与えた『記憶の宮殿』という名の解説書です。
 

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 内容もハンニバルシリーズの物語に触れつつもあくまでもハンニバル・レクター博士に焦点を当て、記憶のメカニズムから嗜好品として芸術、文化、ワインに至るまでを解説している面白い本です。
 
そして何よりこのタイトルに長年惹かれ続けたワタシは、Evenoteというサービスに出会い即座に反応したのです。
 
記憶の宮殿を作ろうと。
 

記憶の宮殿の利点

 
Evenoteで自分にまつわるデータベースを構築しよう。
それはワタシのためのワタシ専用のGoogleのような存在になるのです。
そしてこのシステムの最大の利点は‥
 
わざわざ覚えておかなくても良いことを代わりに保管しておける、ことです。
 
レクター博士の宮廷は幾つもの芸術作品によって丁寧に作り上げられていましたが、ワタシの場合は巨大なスクラップブックのような装いです。
 
大量の写真やメモによって彩られておりますが先述した通り、写真や画像データもテキスト情報を認識しますので検索はスムーズです。
 

振り返ることの大切さ。

 
はっきり言って自分の過去は自分にしかその価値が理解出来ません。ワタシの毎日撮り貯めた食事風景など誰も興味を覚えないのと同じです。
 
もっと言ってしまえば過去の景色を思い出す必要などそもそもないのかもしれません。
 
しかし誰だってずっと覚えていたい特別な日や出来事があるはずです。
良いことも悪いことも全てが今の自分を作ってきたのです。
 
過去を振り返ることは同じ失敗を繰り返さないためであり、最良の想い出の中で自分を癒すことであります。
 
そして何より昨日よりも今日、今日よりも明日と過去を振り返ることで超えるべき基準が見えてくるはずです。だから過去に浸るのはそこまで後ろ向きな話ではないと思います。
 
 
 
 
今回は記憶を管理するためにEvenoteを用いていること、そして振り返ることの大切さをまとめてみました。
 
また機会があればワタシの記憶・記録にまつわることを書いてみようと思います。
では。
 

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コメント

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