ほんとに必要?子供の習い事について考える。
娘にとって長い長い一年が幕を閉じました。
幼稚園という生まれて初めて味わう社会生活はどうだったのでしょうか。
随分と逞しくなったのは事実ですが。
娘に贈る
幼稚園に火通うようになって、周囲が色々と「習い事」を始めるようになりました。
仲の良い友達たちもこぞって通いだしているようで、うちもそろそろと思っているのですが、これが悩むのです。何を習わせるのか?そもそも習い事は必要なのか?と。
子供の習い事問題。才能・努力はセッティングされるべきか?
例えばワタシ。
10歳からピアノにのめり込むも指の関節は固まっているわ、音感は弱いわでどんなに好きになっても超えられない壁にぶつかりました。
やはり小さい頃から取り組んでいなければその壁は超えられません。
だから親としては本人の意思云々の前に手遅れにならないよう、ある程度きっかけを与えてやる必要があると考えています。
それである年齢にいった時に進みたい道を見つけたなら、進めるだけの技能やフィジカルを用意させてあげたいと思うのです。
本人の努力だけでは進めない、という道を少しでも少なくしておいてあげたいと。
現実とエゴ
正直なところ、そう考えてはいるのですが全てに挑戦させてあげることができない事情もあります。
「習い事」には勿論お金もかかりますし、幼稚園にやっと慣れた状態でまだまだ落ち着きの無い娘に新しい環境を与えてしまって大丈夫なのかと心配をなります。そしてあれこれ考えている間にも娘はどんどん大きくなってきてしまっているのです。
こどもは親が思う以上に弱くない。
そんな中、スイミングスクールの無料体験教室というものに参加してみました。
人見知りで引っ込み思案でクネクネしてる娘にスイミングスクールは嫌がるかなと思いましたが、仲の良い友達も一緒に参加するということで特に抵抗もなく体験してきました。
そこでワタシは子供の楽しそうな姿を見ました。
新しい環境にも難なく順応している姿を見ました。
無料体験教室というだけあって参加者は全員初めての子供たちばかり。楽しそうな子もいれば泣き叫ぶ子もいましたが、全員初めてなので先生たちも優しく接してくれてました。
一時間の体験を終えた娘の顔には自信にも取れる満足気な表情がありました。
娘へのプレゼントになるように。
この問題はとても難しいものです。
子供が自分から何かをやりたいと言ってくる頃には遅すぎるかもしれないし、強引に何かを始めさせるにはまだ早いのかもと思ってしまいます。
親は子供の可能性を広げてあげることも、潰してしまうことも出来ます。
冷静に子供のことを考えてあげることが出来れば良いのでしょうが、自分の子供に対して冷静な判断を下すことはかなり難しいです。
子供のためと言いながら親が自分のことしか考えていないケースもあります。(実際、ワタシは多々あります)
今回の無料体験教室は本当に我が家にとって一つの突破口のようなものでした。
とりあえず子供は強そうだ、と。
どうしよう、どうしようと考え過ぎて悩んでいないで先ずはやらせてみようと。
確かにお金の事情はつきまといます。
いつだって親のエゴもつきまといます。
初めていったプール体験であんなに楽しそうに笑える娘は、親が心配するほど弱くないのかもしれません。
ちゃんと強く育っているようです。
子供が自らやりたい道を見つけだした時に、しっかりと挑戦させてあげるよう今から下準備をする意味でも、出来る限り色々な体験をさせていこうと思いました。
それがワタシから娘へのプレゼントになるように。
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