【断捨離方法】捨てない断捨離を始めてみた。

断捨離, Lifehack

物が多い。

 

ワタシが自分の暮らしを傍観した時に、最初に出る言葉がこれです。

服、鞄に靴、本に雑誌、CDにDVD …まるで大きな鳥の巣のように物が多いのです。

ミニマリストの方々の本や断捨離ブログなどを片っ端から読み漁り、本格的な断捨離に挑戦してみようと思ったのですが、ただ物を捨てるだけでは面白くないし、そんなことはやろうと思えば誰でも出来るのではと感じましたので、ワタシらしく一癖ある断捨離を実践してみました。

捨てない断捨離。

身近なガジェットでで個性的な断捨離を。

要るモノと要らないモノに分けどんどん捨てていくという一般的な断捨離方法ですが、最近ではちょっとしたブームもあってとにかく思いっきり捨ててしまえというのが主流となりつつあります。

確かに余計なモノが減れば、その分新しいモノが入ってくる、という空白の法則も理解は出来るし、探し物をする時間から解放されるというメリットもあります。

「この宇宙は何も無い『エンプティな空間』があると、
それを埋めようとする法則が働くので、
物にせよ思考にせよ、いらんものはジャンジャン捨てろ
そうすれば新しいものがジャンジャン入ってくる」空白の法則NAVERまとめ

だからワタシも基本的には断捨離は肯定派ですが、さすがになんでもかんでも捨ててしまえという、極端なミニマリズムにはちょっと賛同できない部分もあるのです。

だからワタシはすべてを捨て去る断捨離はぜすちゃんと残す断捨離をします。

残す断捨離?

気になるでしょう?

意外と簡単だったんです。

コツは今お持ちのスマホやPCといったガジェットを駆使すれば良いのです。

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コレクターだったワタシが編み出した断捨離法。

結婚するまでワタシは、部屋を自慢のコレクションで埋めることに憧れていました。

その時は古本や、CD、DVDなどアートにかぶれていました。

部屋の壁に棚を作り、その棚を自分のコレクションで埋めていく快感。

やがて洋服や小物などのファッション関係のアイテムにも手を出すようになり、トンデモナイ量のモノがすべての壁にびっしりと詰まっていったのです。

しかし結婚することになりワタシの自己満足いっぱいのコレクション空間は終わりを告げることになるのです。

捨てない断捨離2


ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –

捨てたくない断捨離法

自分で熱意を持って集めた物に、捨てて良い物なんて何一つないんです。せっかく揃えたモノばかり、言ってみればこれは自分の生きた証です。

これを使う・使わないという二択で乱暴に天秤にかけるのはワタシにはできませんでした。

だからワタシは捨てない断捨離を目指したのです。

先ずワタシが最初に着手したのはCDやDVDをデータ化することでした。片っ端からMacBookにデータとして放り込んでは売りに行きました。

空になった棚を見て不思議と悲しさはありませんでした。むしろ聴きたい時にiTunesで聴きたい曲を流すことが可能になり、観たい時に観たい映画をMacBookで鑑賞することが可能になり、より機能的になって喜んだくらいです。

物理的にモノは減ったけど、それは完全に消えたわけじゃない。

この感じが良かったんでしょうね。

そして同時にいつでも欲しい時に引き出せるように管理しておくことの大切さを感じました。

物が溢れていると必然的に探し物をします。物が物で埋もれてしまうからです。例えどんなに一つ一つが大切な物でもです。

こうしてワタシは大きな解放感を得ることが出来ました。

一度火がつくとなかなか消えないのが凝り性の哀しい習性です。

データ化・デジタル化という革命に味をしめたワタシは雑誌や本、過去の日記やメモをスキャンすることにしました。

特別なスキャナーなんて必要ありません。iPhoneで撮影すれば良いんです。

また怪しいオブジェやポスターなどは写真を撮って実物は捨てました。とにかく物理的にはモノを減らすけど、データとして、視覚的にはちゃんと残っているという状態です。

前回ワタシはモレスキンを使ってメモやノートの書き方を紹介しましたが、モレスキンに出会う前は毎年違うノートを使用していました。

大きさも種類も異なるノートたちは本棚に収納していても見栄えが良くないので一気にスキャンしてノートは棄てました。

また着なくなった洋服、もう履かない靴も写真を撮って処分。

今まで捨てるのにちょっと躊躇してしまったモノたちも記録に残るという安心感から処分する決意に勢いがつきます。

こうしてノートや書類、雑誌はスキャンし、捨てたモノたちの写真も一緒にEvenoteや日記アプリで有名なDayOneに保管しています。

毎日少しずつですが物が減ってくると不思議とこの綺麗な状態を維持しようと頑張る自分が出できます。

美しい物は美しい場所からしか生まれない。

 最後はやはりこの考え方です。

可能な限りノイズを排除することで、今やるべき作業に集中することが出来ます。何かを始める前に机の上を片付けるのと同じことです。

 

美しい生活を送っていこう。

 

それが家族全員の幸せに続いているように思えます。何事も限度がありますが、当面は物を減らす方向で進んでいきます。

物理的にはモノは減っているけど、ちゃんと記録に残っている

そんな捨てない断捨離を続けていきます。

さあ、今日は何を捨てよう。