日記アプリ「DayOne」を「記憶の宮殿」にする方法
DayOneに全てのデータを集める
最近DayOneにデータを集めています。
かつてEvernoteにやっていた「外部脳」「記憶の宮殿」を再びDayOneで作ろうと。
かつてワタシはEvernoteにライフログから日頃のメモ、スクラップした切り抜き集を放り込み、その強固な検索機能からEvernoteを「記憶の宮殿」と呼び、何だっていつでも眺めることが出来る状態を構築していました。
しかし色々あって宮殿は手入れされることなくゆっくりと朽ちていき、今ではある限られた期間の記憶しかストックされていません。
それでも資料として今だに活用出来るのだから、Evernoteはやはり素晴らしいサービスだと思います。
さて、今回は記憶の宮殿を新たな場所=DayOneに構築したいと思います。Evernote時代からのデータも勿論移設し、完璧な宮殿を建てようと思うのです。
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DayOneに自分の全ての情報を集めてもう一度「記憶の宮殿」を構築する。
まずは「記憶の宮殿」とは何かを説明しましょう。
記憶の宮殿は、2500年前に古代ギリシアのシモニデスによって発見された最古の記憶術です。記憶の宮殿では、覚えたい内容を、場所に関連づけて覚える記憶術です。記憶の宮殿で覚えた内容は、長期記憶となりやすいという特徴があります。
ワタシは大好きな作品「羊たちの沈黙」で登場したハンニバル・レクター博士が続く作品「ハンニバル」にてこの「記憶の宮殿」という仕組みを紹介していて、そこで初めて知りました。
それ以来試してみたりしたのですが…まだまだですかね。
この記憶法をもう少し扱いやすくしようと現代技術を駆使して始めたのが初代宮殿Evernoteです。
そして
今回はEvernoteではなくDayOneに新たに作ろうと思います。
先日も少し書いたのですが、DayOneは今DayOne2とアップデートし、使い心地を大幅に改善しています。
Evernoteに記憶の宮殿を作る。 |
人気日記アプリDayoneでEvernoteの代わりを |
その中でもワタシが歓喜した機能が
テキスト検索
Evernoteと比べるとまだ不安定な部分もありますが、それでも旧DayOneユーザーだったワタシには喜ばしい限りのアップデートでした。
そしてこのアップデートがワタシにある決心をさせることに。
それが「記憶の宮殿」をDayOneに移設です。
ここで以前Evernote内に建てた宮殿の構築方法を振り返ると…
・過去の日記をiPhoneで写真を撮る
・年→月→日と階層化させて管理
Evernoteは写真でもテキスト検索対象になるという神機能が備わっているのでこの方法でバンバン情報を集約していきました。
本棚には2005年からの日記があるので、それを毎日パシャパシャと撮ってはアップロードして…を繰り返し何とか構築してきました。
しかし今回それは使えない
何故ならDayOneは写真データからテキスト判断ができないため、欲しい情報を引き出すためには文字で入力する必要があるのです。
…ぞっとしますよね。
2005年から今日までの11年間に及ぶ文字をどうするか?
さすがに乙女じゃないから1日1日の文字数はそこまで多くはないのですが、それでもわざわざ打ち直すと考えると正直ゲンナリします。
ということで、ワタシはポイントを絞って過去日記を入力していこうと決めました。
今も進行形でやっている「日毎レビュー」
この要領でやっていきます。
さすがに体重とか収支とか、記録されてない情報を拾うのは不可能ですが1日の主な出来事をなるべく簡素化して記入していきます。
そしてDayOne2は1つのメモに最大10枚まで写真を貼ることが可能になったのでその日の切り抜きとか日記帳の気になるページを写真でも保存していこうと思います。
すると
箇条書き
写真
の組み合わせで1日ごとに書いていく。
日記以外が問題
さて、日記に関しては上記のやり方で問題ないと思います。手間はかかりますがやり方さえ定まればあとは根気よく続けるだけですから。
問題は日記以外です。
過去の記憶の宮殿にも当然日記やライフログ以外の情報もストックされていました。
・過去作品/作業の資料
・雑誌まるごとスキャン
・レシート、メモ
・切り抜き
これらをどう分かりやすく収納するか?が課題となります。
Evernoteならノートとノートブックとで区別することが出来ますがDayoneにはそれがない。
階層化ができないと整理するのに大変苦労します。
じゃあどうするか?
やはり現時点では「タグ」で管理するのがベストでしょうか。
タグで
メモ
作品
資料
と設定し、あとは先程と同じく1枚づつ入力していくのみです。これまた根気がいりますが‥
あとがき
もう少し検索能力が高いと助かるのですが、これは今後期待するとしましょう。
今は毎日使っているDayoneに過去のデータも全て集めることで、ワタシのもう一つの脳として機能させたいという思いからこの作業を進めていきます。とにかく情報は1つの場所に全て入っていたほうが探すのが楽なのは事実です。
まだまだ始めたばかりですが、Dayoneのエントリーが増えていく喜びを感じています。
また進捗状況は報告します。
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