DIRENGREYという孤高のヴィジュアルショック!
ワタシの好きなバンドは何もRadioheadのようなちょいとインテリバンドばかりじゃありません。
日本が誇る深淵の闇ヴィジュアルバンドも好んで聴くのです。
かつてヴィジュアル系というくくりでお茶の間を制覇した不思議な時代がありました。
テレビのゴールデンタイムでも女装に近い派手ない格好に一体どんな奇書から引用してきたのかと思うような難解でダークな歌詞、そしてうねりまくるベースライン。
まるでカンブリア紀のように突如現れたその集団は大きなブームを生み出し、そしてメディアから消えていきました。
おそらく彼らはまた、自分たちが一番大暴れできるフィールドに戻っていっただけだったのでしょう。
深い深い闇の中へ。
そんな闇の中から血を吐くように叫び声を上げている孤高のバンドがいます。
それが今日の主役・Direngrey
DIRENGREYという孤高のヴィジュアルショック
ワタシが高校に入学した時、世の中は一大ヴィジュアルショックに包まれていました。
ワタシもそのブームに見事飲み込まれ、友達たちとバンドを組んだものです。
当時はL’Arc~en~CielやGLAYがクラスの話題の中心でしたがワタシはひたすらX派。
Yoshikiを神と崇めツーバスの練習すらしたものです。
そんな神がプロデューサーとしてこの世に創り出したバンド
それがDirengreyです。
正確に言えばYoshikiがプロデュースする前から彼らはインディーズとして確固たる地位を築いており、その実力は折り紙つき。
そこへ神Yoshikiが手を出して最強のヴィジュアルショックが誕生しました。
ワタシは当時から大好きで、ツアービデオは何度も繰り返し見ていました。
ヤバ過ぎる世界観
自傷行為による強烈なパフォーマンス…
まさしく彼らのインパクトはそのままワタシにとってのヴィジュアルショックとなりました。
ただそのままワタシはUKロックの洗礼を受けてしばらく遠ざかってしまうのですが…
DIRENGREYという魅力
しばらくはUKロックに浸っていたワタシですが、ふとしたタイミングで闇の奥から響いてくる咆哮を聴いたのです。
それが『CLEVER SLEAZOID』のPV
これが超カッコ良くて痺れました。
しばらく見なかった間に派手なメイクを落とし、ゴリゴリでハードなサウンドでガンガン攻めてくるこの感じはもうかつての面影はまるでありません。
そんなバキバキなサウンドを前面に出し(つまり外見やパフォーマンスとしての存在感から音楽としての存在感へ)
この時を境に再びDIR熱が再沸騰。
ヴィジュアル系とか、もはやヴィジュアル系ではないとか、様々な評価があったようですが、ワタシにとってDIRはDIR。
何を言っているかわからないボーカルも控えめなベースラインも全部ひっくるめて大好きです。
そして今日に至るということです。
彼らは世界に進出し、今もなお叫び続けています。
DIRENGREYオススメ曲
では最後に生粋のファンの方々には敵わないにわかファンのワタシが散々聴いた彼らのオススメ曲をまとめておきましょう。
CLEVER SLEAZOID
何と言ってもこのPVがきっかけですから外せません。
ヘヴィなサウンドとボーカルのメロディラインが絶妙に日本的。
サイズも良いですね。
UROBOROS Vinnushka
そして名盤アルバム『uroboros』。
このアルバムは無駄がない。、全曲通しての流れも美しい。
後にリマスター版(ミックスの違うバージョン)を発表しワタシは2枚ともお気に入りで本棚にストックしてます。
そんなアルバムの中からやはり一曲目『Vinushka』を。
MACABRE
デビューしてから一通り聴いてきた中で、やはり印象深いのはこの曲です。
最近のヘヴィ過ぎるギターとはうって変わって繊細で美しいギターアンサンブルと独特の世界観。
最近ライブで演奏を再びやるようになったようで、これがまた良いです。彼らの進化した姿と楽曲が味わえます。
続けて
Agitated Screams of Maggots
つん裂くような叫び声と重たいギターサウンド。
邪悪な歌詞は放送禁止。
そして何よりこれをシングルカットした彼らの勇ましさ。
強烈なヘヴィサウンドと彼らの原点のような世界観がうまいこと融合したこの曲。
ギターソロのライトハンド奏法はいつ聴いても鳥肌。
ゆらめき
で、なんだかんだ言ってやっぱり好き。
ちょっとバラバラと挙げてしまいましたがワタシのお気に入りDirの楽曲たちです。
また彼らの作品は音楽だけでなくアートワークも素晴らしいものがあります。
どの曲もPVはカッコいいしライブ映像を見ると演出方法も非常に世界観があって良いです。
今日はワタシの隠れた嗜好として
DIRを紹介させていただきました。
まだ未体験の人は是非。
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