コスパ最強。ワークマンプラスの新作ストレッチレインコートに死角なし。

ワークマンのレインコート1FASHION

とにかくよく見かけるし、よく聞くようになったワークマン。

ワタシはかつてパンクに憧れてワークマンで安全靴を買ったことがありましたが、イメージとしてはそういう作業着屋さんって感じでした。

それがどうでしょう?

気がつけば女性が、サラリーマンが、一般の方々がワークマンのプライベートブランドのロゴをつけた服を着ているのを良く見かけます。またテレビを始めネットでもワークマンを見かけない日はありません。

ファッション関連の仕事に身を置く者としては気にならないわけではないけど、張り合うことはできないと思う相手でもあってなかなかプライベートで着用しようと思ったことはなかったのですが。

ついに買ってしまったんです。

ワークマンの商品。

さて、その実力は本物か?どうせならとことん検証してみようではありませんか。

…言い方に棘がありますね、着させていただきます。ちょっと拝見しますね。

ワークマンのレインコート1

ワークマンで買った新作ストレッチレインコートをじっくり検証してみた。その実力は本物か?

今回買ったストレッチレインコート(AEGIS STRETCH RAIN COAT 税込み3,900円)

家族で買い物に行った際にボディが着てたステンカラーのコートに気を取られ入店。たまたま出会ってしまったこのコート。

ひと目でわかってしまうAEGISのロゴはファスナーの引き手に入っているだけなので控えめで良かったし、そして試着したときに感じた着心地の良さ。

こ、、これでこの価格。。

恐るべしワークマン。

普段Sサイズ体型なのでこの手のコートを選ぶときはいつもサイズ感が重要になります。

下げ札に網羅された情報によると男女兼用の作りになっているようで、Mサイズではありますがかなりタイト。(本当はSサイズでさらにタイトに着たかったけどあいにく在庫なし。店舗でもサイトでも無さそうでした。。3/13時点)

袖丈が気になるくらいでタイトフィットを名乗るだけのことはあります。着心地はかなり良好です。

そして噂の機能面。

ワークマンといえば価格とそのクオリティが話題になりますよね。キャンパーやらアウトドアの業界からお客さんが大量に流れ込んでいるとも聞きます。

その機能はどうか言うと

・防水(耐水圧)

・透湿 

・高撥水

・防風

・ストレッチ

どうです?そこらのアウトドアブランドが普段これでもかとアピールする機能がさも当然といった形で網羅されており、その上でこの価格です。

ワークマンのレインコート2

レインコートの機能で良く聞く「耐水圧」「透湿」って何?

ちなみに少し補足すると

「耐水圧」とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。

レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられるかを表します。
例えば、耐水圧20,000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20,000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。(JIS規格)

今回の商品だと10,000mm。一般的な傘が250mmと言われているのでいかにこの数字が高いかおわかりいただけるでしょうか。

次に「透湿度」ですが、これは生地1㎡あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値。

衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が透過させる(外に出す)度合いを表します。

透湿度20,000g/㎡/24hであれば、1日(24h)で1平方メートルあたり、20,000g(20kg)の水蒸気の汗を透過する(外に出す)能力があるということです。

防水機能を高めれば高めるほどこの透湿度との調整が難しくなります。要はしっかりガードすることによって服の内側が蒸れてしまうわけで。

ちなみにこのレインコートは15,000/㎡/24h。あくまで一般的な基準ですが大人が安静にしている時で一時間あたり約50g(24時間換算で約1,200g)をベースに雨合羽などでは5,000〜8,000以上が目安になっています。

ワタシも既に何度か着用してますが、通勤電車内とかだと確かに蒸れる感じはあります。ただベンチレーション(服の外へ空気を逃がす穴)が備わっているし、暑ければ前のファスナーを開ければ済む話です。

全然問題はないかと思われます。

撥水・防水・耐水圧・透湿度などなど

これらの機能はもちろん永遠に続くものではなくて洗濯回数によって次第に落ちてしまうわけですが

有名なところだとGORE−TEXなんかでこの機能を満たしたウェアを買おうと思うと1〜3万以上するわけで。。

やはりワークマン、コスパ最強と評価されるだけのことはあります。

そしてなんといってもこのシンプルさ。

パッと見てこれがワークマンの商品だと気づく人がどのくらいいるのか?っていうくらいシンプル。

それもまた今回の物欲をくすぐったわけでありまして。(ワークマンには申し訳ないですが)

最近降ると決めたらとことん降るって感じの大雨になるケースも多く、これからの時代はデザインも機能も満たす必要がありますね。

ワークマンのレインコート3

でぃすけのつぶやき

飛ぶ鳥落とす勢いのワークマン。

その勢いたるはファッション・アパレル唯一の勝ち組UNIQLOと比較されるまでに。

もともとは国道沿いとかにあった朝早くから開いてる作業着屋さんってイメージだったんですけどね。(売れ筋商品が軍手だった、って話もありますから)

それが今やワークマンプラスという名でここまで広く認知されたのだから時代の変化を感じます。

それはつまり

価格と質、今消費者が求めているのが何か?を端的に表しているように思います。

ユニクロが始めたSPA戦争によってアパレル業界は見事に価格競争に巻き込まれ、体力勝負の内戦と化し、見事に駆逐しあっていったわけですが、その戦には我々消費者も加担していたことだけは忘れてはいけませんね。

そんな価格競争にクオリティという武器を持ち込んでワークマンが突き抜けてきたんですが

幸か不幸か、今回は体力勝負に持ち込める相手がいません。しばらくはこの勢い、止まらないでしょうね。

さてさてアパレル業界、今後はどこに向かうのか…??

 

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