映画『スクール・オブ・ロック』に教えてもらった大切な3つのこと。
「俺が消えてもロックしろ」
大好きな名言の1つです。
『スクール・オブ・ロック』に教えてもらった本当に大切な3つのこと。
ワタシの大好きな映画の中に
『スクール・オブ・ロック』という作品があります。
この映画、おそらく大半の人がただのコメディだと捉えることでしょう。コメディ俳優としてその実力は折り紙つきのジャック・ブラックを主演に子どもたちを絡ませ、これが面白くないワケがないんです。
コメディ映画として。
しかし今のワタシにはただのコメディ映画の枠を超え、すごい勇気を与えてくれました。
早速あらすじから紹介しよう。
あらすじ
友人になりすまして名門小学校の代用教員になったロック・ミュージシャンのデューイ。教えることのない彼は、本業のロックの知識と精神を語り始める。やがて生徒たちも興味を示し、クラス全員でこっそりバンドバトルに出場することに…Amazonより引用
…確かにただのコメディ感が溢れてますが、これが意外と学べることが多いんです(ワタシにとって)
破天荒で自分の好きなことをいつまでも追い求める少年のような心、その目的のためなら手段を選ばない傲慢さの塊である本作の主人公・デューイさん。
誰が見ても
「こいつ大丈夫か?」
「ダメ人間だな…」
なんて嫌悪に近いネガティヴな印象しかないデューイさん。
でも、この人が教えてくれたことはワタシにはすごい勇気を与えてくれるものでした。それはある意味で人生にとってとても大切なことでした。映画の感想そっちのけで今日はデューイさんから教わった3つの大切なことを紹介します。
自分が好きなことをとことんやる。
ロックをこよなく愛するデューイ。
好き過ぎて周囲が見えなくなることもしばしば。
その暴走する熱い想いは自分で作ったバンドなのに追い出されるほど熱い。
風貌はどう見たってロックスターには遠く
作曲や演奏だってイマイチ‥
友人にまで迷惑をかけて、生徒を利用してもなんのその
デューイさん諦めません。
最高のロックをするために。自分の好きなことをとことん追求していきます。
目的のためなら手段を選ばない
デューイさん、自分が信じるロックのためならば手段を選びません。
友人の経歴を勝手に使って名門校にまんまと潜り込み、そこでたまたま受け持った生徒たちに音楽の素養があると分かると即座にバンド結成。
生徒たちを巻き込むもっともらしい嘘をつき、そのことに何の罪悪感も感じません。
バレそうになるたびに「実験教育」だの豊富な「音楽知識」で誤魔化し続けます。
ほんとダメな大人なんですが、この手段を選ばない行動力、憧れます。
デューイさん、まったくためらわず、考えずにどんどん追求していきます。
成長なんて糞食らえ 今を生きることの大切さ
最初に言いますが、この映画
よくある青春コメディとは決定的に違う点があります。
それが
主人公が全然成長しない
普通この手の物語はなんだかんだダメな主人公が色々バカやって成長してって展開がセオリーかと思うのですが、まったく成長しないんですよデューイさん。
終盤、自分の正体がバレて反省するシーンもあるのですが、結局それもふてくされて子どもたちに迎えに来てもらう始末。
ラストのステージでもやっぱり生徒たちに言いくるめられ、何も疑問を抱かずにノリノリでフロントマンを務めます。
「生きてる!」って全身から叫ぶ姿に観てるほうは何故か感動すら覚えるはずです。
あとがき 他人に笑われようと夢を追いかけよう。
才能にもチャンスにも恵まれないけど、それでも自分が好きなことを追い求めるのって最高ですね。
現実を受け入れることも、先のことをくよくよ考えて、考え過ぎるあまり動けなくなるなんてデューイさん見てるとアホらしくなってきます。
笑って今を生きてるって実感できる
これこそ最高の幸せなんじゃないかな、と。
何か悩んだり不安になったりした時は、自分が好きな方を信じようと思います。
それでも一歩が踏み出せない時は
「レッツロック!レッツロック!」
往年の名曲がこれでもかと選曲され、ロックトリビアが散りばめられた今作、ただのコメディだと侮るなかれ。
まだ観ていない人は急いでロックしよう。
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