衝撃の結末。ワタシがひっくり返った小説ベスト10
ミスリード mislead という手法があります。
衝撃のラストにやられてしまった作品Best 10
第10位 『注文の多い料理店』 宮沢賢治 著
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言わずと知れた名作で、ワタシにとってどんでん返し初体験の相手です。もう説明不要ですが、幼かったワタシにとって衝撃のラストでした。やっぱり読み易いし物語としての面白さに溢れている素晴らしい作品だと思います。
第9位 『バーストゾーン』 吉村萬壱 著
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奇才・吉村氏が描く不気味な世界。「テロリンを殺せ」がスローガンのテロの脅威に怯える世界。民衆は極度の緊張に、次第に狂気に取り憑かれていきます。果たしてテロリンとは何なのか?救いのない世界に訪れる衝撃の結末。
第8位 『殺人鬼フジコの衝動』 真梨幸子 著
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以前感想を述べましたが、このシリーズもなかなかラストに衝撃を与えてくれます。こちらは衝撃というよりはジメジメとしたモノが最後突然姿を現わすような不気味さがあり、背筋がさっと冷える感じです。続編もあるので出来れば二作続けて読むと良いかと思います。人にオススメするというよりは、押し付けたくなるような不快さが残ります。
第7位 『TENGU 』柴田哲考 著
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ちょっと毛色が変わりますが、最後の衝撃と言った意味ではこの作品も外せません。
第6位 『さよならドビュッシー』 中山七里 著
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こちらも先日読んでなかなかおもしろかったのでエントリーさせてもらいました。その時の感想はこちらから。
資産家の家系の主人公遥は16歳の少女。仲の良い従姉妹とピアノの練習に励む日々を送っていました。尊敬する祖父や両親に囲まれ、幸せな毎日。しかし、ある晩その生活は一変してしまいます。音楽的な描写も素晴らしく読んでいて非常に音を感じることが出来る作品ですが、ラストはしっかりどんでん返してくれます。
第5位 『連続殺人鬼カエル男』 中山七里 著
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第4位 『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 著
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この作品もミスリード界隈では有名な作品です。
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衝撃の結末界のスプラッター部門ではその名を知らない人はいない、というほどインパクトのある作品です。何が凄いってこれでもかってくらい残酷で不気味な描写が続き、その衝撃があまりに強くてミスリードどころじゃないんです。
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言わずと知れた衝撃の結末界の重鎮。
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やっぱりなんだかんだ言って一番驚かされた小説といえばこちらです。こう言ってはなんですが良くあるラブストーリー物です。恋をして、その想いがどんどん大きくなって二人のバランスが崩れてく‥どこにでもありそうな恋愛模様なんです。
最後の1行まで。
最近映画化のニュースもありますし、未読の方は是非一度この衝撃を味わってみると良いでしょう。
どんでん返しモノの魅力。
読み終えた後に爽快かつ衝撃が欲しいと思っています。そして何より想像力を刺激してくれる作品を日々探しています。
映画と違って読書は自分の想像力を最大限に刺激してくれるので、ワタシはかなり小説を読みます。(映画よりは、、という意味ですが)
特にワタシが好きなジャンルがこの「衝撃の結末」系なんです。
まさに小説、読書じゃないと味わえない至高の愉しみがあります。
ただどうしてもこのジャンルはミステリー系が多くて、そうなるとトリック重視になってしまう傾向もあります。可能な限りキワドイ描写で読者の目を惹きミスリードさせる作品もしばしば。
個人的にはやはりミスリードのための作品よりは、作品のための一つの手法としてミスリードが存在していてもらいたいものです。