衝撃の結末。ワタシがひっくり返った小説ベスト10

2016-07-12

ミスリード mislead という手法があります。

ミステリー小説に多いのですが、これはわざと読者を誤った方向に導くもので、これに従って読み進めると結末でトンデモナイ衝撃を喰らうことになります。

 
ワタシは小説を読むのが好きです。
その中でも特にこの「ミスリード」によってラストでひっくり返るような衝撃を味わうのが好きです。
 
今日はこの「衝撃のラスト」を味わえる作品をカウントダウン方式で紹介しようと思います。
 
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衝撃のラストにやられてしまった作品Best 10

 

第10位 『注文の多い料理店』 宮沢賢治 著 

注文の多い料理店 (新潮文庫)

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言わずと知れた名作で、ワタシにとってどんでん返し初体験の相手です。もう説明不要ですが、幼かったワタシにとって衝撃のラストでした。やっぱり読み易いし物語としての面白さに溢れている素晴らしい作品だと思います。

第9位 『バーストゾーン』 吉村萬壱 著 

バースト・ゾーン―爆裂地区 (ハヤカワ文庫JA)

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 奇才・吉村氏が描く不気味な世界。「テロリンを殺せ」がスローガンのテロの脅威に怯える世界。民衆は極度の緊張に、次第に狂気に取り憑かれていきます。果たしてテロリンとは何なのか?救いのない世界に訪れる衝撃の結末。

第8位 『殺人鬼フジコの衝動』 真梨幸子 著

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

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以前感想を述べましたが、このシリーズもなかなかラストに衝撃を与えてくれます。こちらは衝撃というよりはジメジメとしたモノが最後突然姿を現わすような不気味さがあり、背筋がさっと冷える感じです。続編もあるので出来れば二作続けて読むと良いかと思います。人にオススメするというよりは、押し付けたくなるような不快さが残ります。

第7位 『TENGU 』柴田哲考 著 

Tengu―長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)

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ちょっと毛色が変わりますが、最後の衝撃と言った意味ではこの作品も外せません。

もうミスリードとか物語に巧妙に仕掛けられた罠とかじゃありません。タイトル通り「天狗」という題材を見事に衝撃のラストへと導くこの手腕。お見事です。
先が気になって気になって一気に読破しました。因みにこの作者、天狗だけでは終わらず、河童やら龍やら取り上げ、その都度衝撃の結末をワタシに与えてくれました。ある意味どんでん返し。
 

第6位 『さよならドビュッシー』 中山七里 著

さよならドビュッシー (宝島社文庫)

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こちらも先日読んでなかなかおもしろかったのでエントリーさせてもらいました。その時の感想はこちらから

資産家の家系の主人公遥は16歳の少女。仲の良い従姉妹とピアノの練習に励む日々を送っていました。尊敬する祖父や両親に囲まれ、幸せな毎日。しかし、ある晩その生活は一変してしまいます。音楽的な描写も素晴らしく読んでいて非常に音を感じることが出来る作品ですが、ラストはしっかりどんでん返してくれます。

 

第5位 『連続殺人鬼カエル男』 中山七里 著 

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)

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住人疎らな団地で全裸で吊るされた女性の死体が発見され遺体には犯行声明が。あまりに不気味な犯行に近隣住民の恐怖が募る中、また同じ地域で同一犯と思しき犯行が発生します。手掛かりの無い状況に焦る警察たちと苛立つ地域住民たち。次第に事件は思わぬ余波を生み出すことになるのだが…この作品も可愛い表紙に騙されてはいけません。残酷な描写に群集心理、そして結末への加速、読み応えのある作品です。
 

第4位 『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 著

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

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この作品もミスリード界隈では有名な作品です。

元私立探偵が霊感商法に潜入したり、運命の出会いがあったり、、そして最後にトンデモナイ衝撃が待っています。
騙されないぞ、と思っていても引っかかってしまっただけに印象深い作品です。
 
 
第3位 『殺戮に至る病』 我孫子武丸 著

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

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衝撃の結末界のスプラッター部門ではその名を知らない人はいない、というほどインパクトのある作品です。何が凄いってこれでもかってくらい残酷で不気味な描写が続き、その衝撃があまりに強くてミスリードどころじゃないんです。

ただ、読み終えた時に味わう衝撃はミステリー小説としての完成度を感じます。あまり人に薦められませんが衝撃的です。
 
 
第2位 『慟哭』 貫井徳郎 著
 

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言わずと知れた衝撃の結末界の重鎮。

連続する幼女誘拐事件の捜査と新興宗教にはまっていく二つの話が絶妙に絡み合い、読者は最後に壮絶な慟哭を見せつけられることになります。人は耐えがたい悲しみに慟哭するー良い文です。
 
 
第1位 『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ 著
 

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やっぱりなんだかんだ言って一番驚かされた小説といえばこちらです。こう言ってはなんですが良くあるラブストーリー物です。恋をして、その想いがどんどん大きくなって二人のバランスが崩れてく‥どこにでもありそうな恋愛模様なんです。

最後の1行まで。

最近映画化のニュースもありますし、未読の方は是非一度この衝撃を味わってみると良いでしょう。

 

どんでん返しモノの魅力。

読み終えた後に爽快かつ衝撃が欲しいと思っています。そして何より想像力を刺激してくれる作品を日々探しています。

映画と違って読書は自分の想像力を最大限に刺激してくれるので、ワタシはかなり小説を読みます。(映画よりは、、という意味ですが)

特にワタシが好きなジャンルがこの「衝撃の結末」系なんです。

まさに小説、読書じゃないと味わえない至高の愉しみがあります

ただどうしてもこのジャンルはミステリー系が多くて、そうなるとトリック重視になってしまう傾向もあります。可能な限りキワドイ描写で読者の目を惹きミスリードさせる作品もしばしば。

個人的にはやはりミスリードのための作品よりは、作品のための一つの手法としてミスリードが存在していてもらいたいものです。

 


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