あの国民的ゲーム「スーパーマリオ」シリーズを原作とした映画が連日ニュースを賑わせている。
というのも、この映画、世界中で記録的なヒットとなっているから。
小さい頃、ファミリーコンピューター(ファミコン世代)で登場してからずっと遊んできたゲームであり、まさにマリオと一緒に育ったと言っても過言ではない筆者にとっては、このニュースは大変喜ばしく、また誇らしく感じます。
さて、この映画のヒットの理由は何なのか?気になるのもありましたが、観たい観たいと騒ぐ子供たちの圧力に負けついに映画館に足を運ぶことになりました。
そしてどうせ観るなら4DXを体験しよう!と家族で盛り上がったわけです。
今日は映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の感想や見どころを伝えることと合わせ、この4DXについて紹介しようと思います。子供と一緒に見れるの?酔わないの?費用は?なんて気になる人もいるかと。
家族でこの映画を鑑賞しようかなと思っている人、我が家のようにどうせなら4dxしてみようと考えて観る方の参考になれば幸いです。
世界的大ヒット!映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を4DXで観てきた感想。
マリオを映画館で観ることになるとは…
多分この感想はワタシだけじゃないと思うけど、映画館は多くの家族連れで賑わっていました。
冒頭にも書いたように世界中で大ヒット中ということで一体このヒットの秘密はなんなんだ?その理由を探そうじゃないかと批評家じみた目線を持って映画館にやってきました。隣の子供たちはそんなことも知らずに大はしゃぎ。
家族揃って鑑賞できるって、考えてみたらあまりないなと思い、きっと「共有できるキャラクター」っていうのがポイントなんだろうなと感じたわけです。
それではまずは映画の感想を。
あらすじ
世界を支配しようとする大魔王クッパを、キノコ王国のピーチ姫は民たちと迎え撃とうとしていた。そんな中、マリオは双子の弟・ルイージをクッパに囚われてしまう。マリオは弟を助けるためにピーチ姫、キノピオたちと共に大魔王クッパを倒す旅に出るのだった。『ミニオンズ』シリーズを手がけたイルミネーションと、任天堂がタッグを組み人気ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』の世界を映画化。ピーチ姫たちと共に、囚われた弟を助けようとするマリオの冒険が描かれる。監督はアーロン・ホーヴァス&マイケル・ジェレニック。声の出演はクリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイら。映画ナタリーより引用
はっきり言ってこれは映画なのか?映画にする必要があったのか?真剣に考えると判断が難しいかもしれません。
ただ、そんなことを考える必要はないのです。
これがアニメであろうが、ゲームの延長であろうが。
ぼくたちのマリオがスクリーンを駆け回り、大暴れしてる。
それだけで胸躍る体験です。
ストーリーは配管工として独立したものの、周囲からはバカにされているマリオブラザーズ。ひょんなことから兄弟はそれぞれ異世界に飛ばされてしまい、マリオはルイージを探す冒険に出ることに。。
映画『マリオ』忠実なる再現が往年のファンをもくすぐる!上手なアレンジで子供も大人も楽しめる映画【ネタバレ評価】
かつてファミコンゲームとしてプレイしてきたマリオの世界。2Dドットで表現されていた世界がとんでもないくらいに広がり、批評家めいた視線なんて一瞬で消え去りました。
そしてこの映画の最大の功績は、ちゃんと再現するポイントを抑えている、ということです。
よくあるリメイク物って、最新の技術を駆使してこれでもかとリアルに、美しく再現するのですが、本作は加減を知っている。
確かにヴィジュアル的に過剰な演出もありますが敢えて2Dを彷彿とさせるかのような真横からのアングルを混ぜたり、ゲームのサントラをアレンジした楽曲たちがガンガンかかるのでかなり楽しめます。
何よりかつてゲームで遊んでいたキャラクターたちが命を宿し、冒険している姿を眺めているのは不思議なメランコリーさを持ちました。
そしてふと隣の子供たちの楽しそうに見ている姿を観てこのキャラクターたちは年代を超えて共有できるんだなと実感しました。
親父が昔観ていたキャラクターやコンテンツははっきり言って共有するには限界がありました。ワタシも昭和世代ですけど、その頃のキャラクターで親父と共有できるのは、、ルパンくらいかな?
ところがこの昭和から平成、令和にかけてダイナミックに技術も進化したことでゲームやアニメは飛躍的に変化しました。
ただ表現能力の向上がそのまま作品の精度を上げたかと言われると必ずしもそうではなく、コンテンツは使い回され消費されていくのですが(リメイク物が多発しましたね)
そうしたリメイク作品群と今回のマリオは何が違うのか?
この決定的な差が、先ほど発見した「共有体験」かなと。世代、国、性別問わず共有できるコンテンツなのだから、これはヒットするわけです。
敢えてストーリーについて細かい突っ込みは入れません。
マリオシリーズの生みの親であり、任天堂も、映画『スーパーマリオブラザーズ』の製作に協力しています。これもこれまでのファンの期待を裏切らない仕上がりになっている要因かも。
初めての4DX。映画『スーパーマリオブラザーズ』を4DXで観る必要はあるのか?
ちょっと前から気にはなっていたけれど、体験する機会がなかった4DX。
最初がマリオで良かったのかはひとまず置いといて、まずはこの4DXについて説明すると…
3Dのその先「体感型(4D)」を演出するための最新劇場上映システム。座席が作品中のシーンと完璧にリンクし、前後上下左右へ稼働。また、風、水(ミスト)、香り、煙りなど、各種演出も体感できるアトラクション効果も搭載。また、4DX専用作品ではなく一般公開されている映画作品で、4DXの環境効果で体感できることも特徴。観客のあらゆる感覚を刺激する4DX。
つまりは視覚だけでなくアトラクションのように映画を体験できるのです。
4DXの料金は?
料金は通常の鑑賞料金に加えて1,000円かかります。(3Dメガネが必要な場合は+1,400円)このメガネは持ち帰ることができるので初回のみかかる費用ですね。
4DXの注意点
大人が一人でふらっと体験する分にはそこまで気にしなくて良いとは思うのですが、子供と一緒に観に行こうと思うと色々確認しておきたいことが。我が家の子供達は車酔いが酷いので4dxも酔うのでは?と心配していました。
4dxは4列1組になっているようで、両端が揺れやすいとの事前に情報を仕入れていたので、子供たちを中央に座らせて鑑賞しました。結論から言うと確かに揺れましたが、子供達は酔うこともなく楽しんでました。
また席が揺れるから飲食はできないと聞きましたが、実際には飲み物やポップコーンを持ち込んでいる人もいたので自己責任ですかね。
そして、何より今回のこの映画『スーパーマリオブラザーズ』を4dxで観る必要があったのか?と聞かれたらこう答えます。
4DXで観るべきだと。
はっきり言ってストーリー、ドラマを観るのではなく
マリオが巨大なスクリーンで大暴れしているところを見にいくんです。
マリオカートのシーンやドンキーコングとのバトル
ド派手に体感するべきです。
ただ、、年齢のせいか鑑賞後は腰が辛かったですが。。
最後に一言、サントラ良かったです。
The Super Mario Bros. Movie (Original Motion Picture Soundtrack)
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