ゼロキューブ、後悔するにはまだ早い。家と共に生きていくということ。
理想の家を建てる。
そう意気込んで頑張ってきましたが、わかったんです。
家は住んでからが勝負だと。
ゼロキューブ、率直な感想を綴ろうと思う。
まだ家具も何もない、引き渡し直後の家。
理想の間取り、こだわりの空間に注文住宅ならではの満足感が押し寄せてきます。
しかし、実際に生活を送ってみると色々と目につくことがそれこそ次から次へと出てきます。
理想の家だったはずがどんどんと失敗したなと思うことが湧いてきて、入居したての高揚感はどこへやら。
なんとなく悶々とした暮らしを送っています。
人によってはそれを後悔と呼ぶでしょう。
ゼロキューブで暮らし、悶々とする理由
この悶々とした感じ
これは全て【未完成】から来るものだと思っています。
外構工事も結局、芝やら植木やら後から自分たちでって形にしてもらったために、なんとも中途半端なまま家具も何もないしカーテンもないし…
この未完成な感じがそのまま負のオーラに直結してしまっているのでしょう。
まして引越してからの2カ月、妻さんのインフルエンザや娘のインフルエンザ、さらには胃腸炎と新居の思い出の半分以上を辛い時間として捉えているのでなおさらです。
こうした事情は今回特別なケースだとは思いますが、やはり引越しと同時にある程度新生活の形を整えておく必要がありましたね。
さて、このゼロキューブ。
住んでみて悶々とするポイントが幾つかありました。
詳しくはここから読んでみてください。
気持ちの問題だけでなく、実際に不便だと思っているポイントです。
打ち合わせの段階からなんとなく気にはなっていたのに、深く追求しなかったことが徐々に牙を剥きだした感じです。
庭の水栓の位置…
外構のとりあえずこれでいいや感…
二階の窓をどうしてすりガラスにしなかったのか…
カーテンレール…
バルコニーの屋根…
お風呂の窓…
スイッチ、コンセントの半端なこだわり…
そして電気スイッチの使いにくさ…
言い出したらキリがない。。
家を建てて最初に襲われる後悔の念と一緒に生きていく。
随分ネガティヴなことを考えてましたが、これ
ゼロキューブに限ったことではないのかも。
確かに洗濯物の問題はゼロキューブ特有のものかもしれませんが、それにしたって自分がもっと打ち合わせからしっかりと追求していけば軽減できたのかもしれません。
この未完成で中途半端なゼロキューブ。
でも、これが我が家のゼロキューブなんです。
後悔するにはまだ早いんです。
本当にゆっくりですが、徐々に形になってきています。収納のために棚を作ってみたり、カーテンやテーブルも決まりました。
この家は、ワタシたちと一緒に生きていくんです。
2カ月しか経ってないのに早くも傷つけてしまったり、灯油をこぼしたりしましたが、それも味。
人と一緒です。
傷ついて、使い込まれて
徐々に馴染んでくる。
ワタシの家はまだ生まれたばかりなのです。
隣の芝生は青い、とは良く言ったもので
機能的、実用的な家を見ると羨ましく思えてきます。
もっと自分の家を大事に育てていかなければいけませんね、子どもと同じです。
これからどんどん愛着のある空間を作っていきますよ。