『仕事の速い人は150字で資料を作り3分でプレゼンする』忙しい人におすすめの良書である。

本/映画/感想

なぜか今日も残業…

気がついたら今週子どもの顔を見ていない…

なんてことになっていませんか?

聞いておいてなんですがワタシもそんなことがしょっちゅうあります。

一体何のために働いているのか?って思う時ありますよね。

仕事が決して遅いのではない(と思いたい)し業務量が激しく多いわけでもない(と思う)のに

どうしても毎日毎日終わらない仕事。

最近じゃわざと終わらせないようにやっているんじゃなかろうか?と疑心暗鬼にすらなります。

今日はそんな残業が日常化してしまった我々サラリーマンたちに良書を発見したのでご紹介します。

仕事が悪いわけじゃない。

我々の要領が悪いわけじゃない。

ただ

もったいないやり方をしていたのだ。

1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣に学ぶ究極の時間管理術

『仕事の速い人は150字で資料を作り3分でプレゼンする』を読んで明日から早く帰ろう。読んだ感想を綴ります。

坂口孝則さんありがとうございます。

先にお礼を言わせてもらいましたが面白かったです。しかもただ面白いだけじゃなくて

自分の仕事に対する見え方に変化が生まれました。

まずこの本、何が面白いって冒頭の挨拶文に集約されたこの言葉。

「仕事は教科書どおりにはいかない」けど「そもそも仕事に教科書はない」

だから「教科書を作れば良いんだ」

この発想。

もともと著者がそういうことを苦にしなかった部分が大きいのだとは思いますが

そこから徹底的に分析を始めるんです。

商談時の先輩の喋り方、内容、プレゼン資料の文字の大きさから空白部分のサイズまでを細かく分析するんです。

計る、数える、記録することの重要性を思う存分語ったこの本

ノートはメモで真っ黒になったと書いてあります。

素晴らしい。

このやりこみ具合。

もともと凝り性なワタシには刺さるフレーズが盛りだくさんでした。

自分の仕事を分析せよ。「計る」「数える」「記録する」ことで仕組みを解明すれば成果が上がる。

そもそも仕事ってかなり主観的なものであるし

そこには個人の要領っていうか感覚によるところが大きい。

だからある仕事がAさんにとってはとてもハードなものでもBさんにとってはなんてことない難易度である場合も往々にしてあります。

そういう感覚的な捉え方や印象で物事の度合いを計るのではなく、この本は徹底的に量や数字で分析することを推奨しています。レシピさえあれば(一流シェフと同じ味とまではいかないけど)だいたい同じような料理が作れるように、どんな仕事に対してもこうしたデータを自分で作ってしまえば良いのだという真理。

本書では

プレゼンやレポート

文章について

交渉や人間関係

スピーチについて

働く人なら少なくともどれか1つはぶち当たる問題を徹底的に分析し、うまく見えるようにテキスト化されています。

自分は大丈夫だよ、って思っている人でも参考になるところたくさんあると思いますよ。

でぃすけのつぶやき

間違った道を全力で走っていても、間違ったゴールに早く到着するだけ。

似たような言葉はたくさんありますが要するにそういうことです。

分析している時間があるならさっさと仕事しろ、って言われるかもしれませんが

逆です。

最初に準備してしまうべきです。

いわば本書は地図作り。

そして一度地図を書いてしまえば似たような方角に向かって進む際の指標になることは間違いありません。

時間の初期投資と思って早速取り組んでみてはいかがでしょう?

ワタシも始めてみました。

仕事の速い人は150字で資料を作り3分でプレゼンする。 「計って」「数えて」「記録する」業務分析術【電子書籍】[ 坂口孝則 ]

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