格安MP3プレーヤーAGPTEKの良いとこ、悪いところを徹底解説!最大の利点はやっぱり…
昔溜め込んだCDを聴いていて、これを普段の通勤や移動でも聴きたいなと思いまして。
早速iPhoneにこのMP3の音源たちを入れれば解決かと思ったのもつかの間。iPhoneにMP3入れるのって結構ハードル高い。かなり高い。昔使っていたiPodのように、MacBookに接続したらiTunesが立ち上がって勝手に同期されるもんだとばかり思ってました。
どうやらこのサブスク全盛期の時代に、Appleはワタシの遺産を活用させてはくれないようです。
今更iPodを買うのもなーとの思いから、なんだかやたらと安いMP3プレーヤーが売っていたので実際に購入してみました。もし同じような境遇の方がいたら参考になればと思います。
MP3プレーヤーAGPTEは果たして買うべきなのか?
SpotifyにAppleMusic、アマゾンプライムミュージックにも入っていないような、古いCDをたくさんお持ちの皆さん。MP3プレーヤーを使ってみたいと思いの皆さん。
これ、買いです。
はっきり言って値段相応のクオリティであることには間違いないです。
音質も使い心地も。
何せ3,000円台くらいのお値段で、思い出の楽曲が聴けるわけです。
格安MP3プレーヤーAGPTEKの特徴
ただのMP3プレーヤーではない。
意外と多機能で、音楽再生はもちろんのこと、FMラジオ、録音機能、カレンダーに電子ブック、ストップウォッチに歩数計、なんなら動画も再生可能。下記はその機能の一覧です。
音楽再生/FMラジオ/録音/カレンダー/電子ブック/Bluetooth/スライドショー/HDビデオ/ストップウォッチ/目覚まし時計/OTG/画像など豊富な機能が備えています。
Bluetooth、音楽、FMラジオ、録音、歩数計、電子ブック、動画、スクリーンセーバー、A-B区間リピート、記憶再生、再生速度変更など豊富な機能が備えています。音楽鑑賞者や語学勉強者にも使えます。
商品の仕様について
- 素材:亜鉛合金
- メモリー容量:8GB
- 製品重量:80g(本体)
- 画面サイズ:1.8インチ
- 製品サイズ:9.6 * 4 * 1cm
- 画像形式:JPG、BMP
- ビデオ形式:AMV、AVI
- 歌詞フォーマット:LRC
- 充電時間:2時間
- 再生時間:音楽40H
- ビデオ:12H
- ラジオ:13H
- 録音:34H
- Bluetooth音楽:10H
- Bluetooth:5.1
- USB接続:USB2.0
買って良かった。AGPTEKのメリット
Amazonのレビューを見ると、そこまで絶賛されていないことが当初不安ではありましたが、いざ使ってみるとそんなことはありません。
要は期待するか否かです。
音質だってもともと古いCDの音源を聴きたいというのが目的でしたので、何ら問題ありません。iPhoneについてきた白い有線のイヤホンで何ら問題なく聴けます。
そしてレビューの中にあった「どうやって音楽を入れるのか、分かりづらい」とありましたが、逆にどう迷うのかわからないほど直感的にできました。ただPCに繋いでフォルダが立ち上がるのでそこにMP3ファイルをぶち込んでいけばOKです。
とにかくこれがあることでMP3ファイルを簡単に持ち運び、いつでも楽しめるわけです。ここでは昔のCD音源にスポットを当ててますが、録音した音源やYouTubeから音だけ抽出したファイルだって再現できるのです。
おそらくサブスクに入っている音楽で満足できる人はそれで問題ないかと思いますが、こういったちょっとジャンクな使い方ができるのは最大の魅力です。もちろんこの価格ありきですが。
また地味にラジオが聴けるのも良い感じ。
やっぱり?AGPTEKのデメリット、残念なところ。
・操作性/クリックホイールもどき
本家も特許騒動があって採用していないiPodのクリックホイール。これを模したものが機体の半分を占めており、これがかつてのユーザーからしてみるととてもややこしい。つい、昔を思い出して滑らせてしまうのですが、、この操作性はちょっと厄介。慣れればそこまで大きな問題ではないのですが、もう一度。
ちょっと厄介です。
またタッチパネルでの操作に慣れ親しんでしまっているので、つい本機もモニターに触れて操作してしまいがち。やっぱり厄介です。
※クリックホイール…昔iPodシリーズに搭載されていた回すとコリコリとした触感と操作性が優秀だった入力装置。現在はタッチ式に変更となっている。
・UIが非常に残念
これをUIと呼ぶのかはわかりませんが、とにかくこのホーム画面がダサい。絶妙な色合いとフォントの設定。中華感丸出しのサイバーパンク仕様です。
・重量感
この大きさにしてはがっしりしてます。良い意味で頑丈なのかな?とは思いますが、とにかくこのサイズ感にしては重いです。
・Bluetooth接続について
ワタシだけかもしれませんが、Bluetooth接続ができませんでした。ペアリングができないんです。ちなみにワタシが使っているワイヤレスイヤホンはこちらで紹介しています。
SOUNDPEATSのT2をレビュー。ノイキャン搭載モデルを使ってみた感想。
3COINS(スリーコインズ)のワイヤレスイヤホンは本当に使えるの?
実際いくらで買えるのか?AGPTEKの価格について
ワタシは早く手元に欲しかったのでAmazonで注文しました。そのときの価格は3,899円にクーポンがあって3,314円で購入。(10/6時点)
同じく楽天で調べると最安値は4,100円、ヤフーショッピングでは3,980円でした。
おそらくリセール市場(メルカリとかヤフオク)では1,000円台でも見かけましたが…状態もあるのでここはタイミングですね。
Amazonの商品ページを紹介しておきます。
AGPTEK MP3プレーヤーに楽曲を入れる方法
さて、最後にAGPTEKの使い方をまとめます。
購入後、こんな状態で届きます。
付属のケーブルでPCと本機を繋ぎます。
すると「充電と転送」と画面に出てしばらくするとPCの画面にもフォルダが立ち上がります。
あとは自分のPCからMP3ファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけです。
AGPTEKの「音楽」から入れた楽曲の確認ができると思います。
総評。MP3プレーヤーを使い倒してみようじゃないか。
この価格とまぁ許せるデザイン。
操作性も慣れればそこまで不便じゃないし、妙な固さと重量感は逆に頑丈さすら感じさせます。音質についてはそもそも3,000円でそこまでを求めていないし、日頃Amazonプライムで聴ける楽曲を探しながら過ごしているワタシとしては、いよいよ大量にストックしてあった過去のアーカイブから曲を持ち出せるようになったわけです。
更にはmicroSDカードで128GBまで拡張できるということで、MacBookのiTunesのファイルもすべて持ち出せそうです。
強いて言えばBluetoothをどうにかクリアしたいところです。
久しぶりの有線イヤホンも悪くはないんですけど、やっぱりテクノロジーって新しいモノに慣れてしまうとなかなか昔のモノに戻せない部分がありますからね。
とは言え、しばらくは徹底的に使い倒してみようと思います。
学生時代によく聴いていた楽曲や、当時バンドを組んでいたときの録音データなんかも持ち出してニヤニヤしながら街に繰り出そうと思います。
価格:4,100円 |